わが子の受検について親として取り組んだことを振り返ってみます。
GWも明け、学校では運動会も終わり、5月が終わって夏休み前の6月がやってきました。
この時期は、まだ本格的に適性検査の問題を解いていく前段階でした。
とはいえ、実際の受検問題がどのような問題なのか、私自身も過去問を見たことがなかったので、まずは見てみようと思いました。
ちょうど、enaで直近の3か年の都立中高一貫校全校の過去問集、いわゆる「金本」の購入の案内をもらっていたので申し込み。
ただ、これは手元に届くのはまだ先になるということでした。
なんでも、今の時期にこの過去問を解いても、ほとんど正解することもできずに終わってしまう可能性があるため、秋以降に取り組むことになるので、それまではやらせないため、ということでした。
それはわかるのですが、親としてはどのような問題なのか見ておきたかったのと、学校ごとの特徴などがないか分析しておきたいということもあったので、仕方なく、4年以上まえの金本をネットで購入することにしました。
内容が古いと意味がないかも、という不安はありましたが、受験を終えた今振り返ってみると、この金本を結果として7年分くらい、全校の分をやりこんだことが合格につながったのかなと思っています。
さて、金本を購入してみて、パラパラと中身を確認したところでまず印象的だったのが、「習っていない分野のことがたくさん出ている」ということでした。
特に、算数と理科の分野。
確かに、解き方の公式を知らなくても力業で解けるのかもしれませんが、それは30分とか45分という時間制限があるなかでは絶対に無理だと思いました。
受検に対して無知な私は、さっそくenaの先生に質問。
今の時期で解き方を知らない問題があるけど大丈夫なの?
返ってきた答えとしては、
受検当日も、結局は初見の問題が出題されるはず。
そういう時に動じないために、公式は教えずに、その子自身の力で解ける力をつけさせるために敢えて教えない。
遠回りにみえるかもしれないが問題を解いていくうちに、そのあたりの公式は自然と身についてくる。
逆にテクニックを教えすぎてしまうと模試で点数が取れてしまうので、油断して最後に伸びなくなってしまう懸念がある。
といったことでした。
なるほど、確かに一理あるなと納得。
しかし、私自身がどちらかというと事前に準備をして少しでも余裕を持って臨みたいタイプなので、やはり私なりに考えてみることにしました。