公立中高一貫校のはてなブログ

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90名!2020年都立中受検 繰上げ合格者数 入学辞退者学校別の数字を公開!  

2020年2月10日(月)に都立中高一貫校の受検合格者による入学手続き状況が東京都教育委員会より発表されました。

 

一般入試と特別枠での合格者のうち、入学手続きを終えた人数が出たことで、 これで正式な入学辞退者数、及び繰上げ合格となる人数が確定しました。  

 

以下に昨年との比較表をご紹介します。

 

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目次

 

 2020年都立中繰上げ合格者数(入学辞退者数) 学校別  

学校名 2020年 2019年
小石川    8   20  28   13   8  21 
白鴎    3    5   8    3   4   7 
両国    3    2   5   1   4   5 
桜修館    7    4  11    9   9  18 
富士    0    1   1   2   1   3 
大泉    4    5   9    6   4  10 
南多摩    2    1   3   1   1   2
立川国際    3    2   5    1   2   3
武蔵    6    5  11   5   2   7
三鷹    3    6   9   3   3   6
合計            90        82

 

今年度の繰上げ合格者は、都立中高一貫校全体で90名という結果となりました。

男女で分けて表記していますが、これは入学辞退者の数です。

 

繰り上げ合格については、男女の別はなく、成績上位から繰上げ合格の権利が回ってくることになるので、実際に合格通知を受け取れる男女の正確な数字は把握できません。

 

つまり、今年、富士では女子が1名、入学を辞退していますが、繰り上げ合格候補者通知書を1位で受け取ったのが男子であれば、繰り上げ合格者としては男子となるということですね。

 

 

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さて、今年最も多くの繰上げ合格者を出した学校は、昨年に続いて小石川でした。

小石川は私立難関校の滑り止めで受検している子が多くいるため、毎年一番の繰上げ合格者を出すのですが、28名は凄いですね。

定員が157名なので、約2割が繰上げ合格での入学ということになります。

 

2番目に多かったのは、桜修館と武蔵です。桜修館は昨年も2番目に多かったのですが、昨年に比べると少し落ち着いた数字となりました。

 

その他の学校は昨年と同数程度でしたが、全体として約1割ほど増えて90名という数字に繰り上げ合格者の数が増えたという結果となりました。

 

繰り上げ合格が増えるということは、それだけ併願で私立を受験している子が多いということです。

 

本来であれば、小石川だけでなく、他の学校も同じくらいの割合で入学辞退者が増えているようであれば、都立中高一貫校も私立難関校の併願として選択肢に入っているといえるんでしょうが、現状では、小石川一強状態で、他の都立中高一貫校はその域まで達していないということですね。

 

私立で中高一貫校化するところは今後も増加していくと思われるので、都立中高一貫校も負けずに頑張ってほしいと思います。

 

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