公立中高一貫校のはてなブログ

このブログは、全国の公立中高一貫校の受検について考察するブログです。 受検倍率や大学合格実績のデータ収集、適性検査問題の分析、受検勉強法、教材(進研ゼミ、Z会、ブンブンどりむ)や塾(ena、日能研、栄光ゼミ)の体験談口コミを紹介しています。 2019年に都立中高一貫校に合格しました。

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都立受験 インフル 新型コロナにかかってしまった場合の追検査について 試験教科 スケジュール

受検なのにインフルエンザや新型コロナウィルスにかかってしまった!という場合、どうなるのか調べてみました。

 

東京都教育委員会によると、東京都立高校の入試の場合は、そういった突然の病気などに対して特別な措置があるとのことです。

 

体調不良なのに我慢して受験したり、受験諦めてしまったりはせずに、この特別措置を利用して万全の体調で受験しなおしましょう。

 

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目次

 

インフルエンザ、新型コロナウィルス等にかかった場合はどうなるの?

 

東京都教育委員会では、東京都立高等学校入学者選抜において、インフルエンザ等の学校感染症に罹患するなどして受検することができなかった場合、受験する予定だった都立高校のにて追検査を実施することとしています。

 

病気にかかってしまったと思った場合は、まずは医師の診断を受けて、病気と診断されたら各学校に欠席の相談と追検査を希望してみてください。

 

すでに中学校を卒業してしまっている場合は、受験する高校に直接連絡で構わないようです。

 

 

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追検査とは?

追検査では、国語・数学・英語の3教科の学力検査と各学校ごとに設定する検査を組み合わせて実施します。

 

学力検査の問題は、分割後期募集と全日制第二次募集の試験問題と同一のものになります。

 

また、学校ごとに設定する検査は、面接や小論文で、設定しない高校もあります。

 

何が設定されるのかは、事前に発表されるので、確認してみてください。

 

また、調査書点の換算の仕方も通常の受験の場合とは異なるので注意が必要です。

 

追検査には手続きが必要なので忘れずに行ってください。

スケジュールとしては、入学願書受付が3月頭で締め切られ、3月の初旬には検査が行われます。

そして、数日後には合格発表が行われて、3月中旬には入学手続きまで終わる、という流れです。

 

 

学校感染症とは?

追検査を受ける資格があるとされる学校感染症とは、学校保健安全法に定められた「学校において予防すべき感染症」の通称で、インフルエンザ(鳥インフルエンザを除く)、百日咳、麻疹、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)、風疹、水痘(みずぼうそう)、咽頭結膜熱(プール熱)、結核、髄膜炎菌性髄膜炎などがこれにあたります。

 

単なる風邪や腹痛といったものではさすがに認められないようですが、上記以外の溶連菌や手足口病といったものでも場合によっては認められるとのことなので、必ず医師の診断を受けましょう。

 

 

病気にならずに万全の体調で受験できることが一番ですが、万が一の場合は焦らずに、追検査に切り替えるという方法を考えてください。

 

ちなみに、昨年は都立高校全体で8名が追検査を行い、うち5名が合格となっています。

 

 

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