明日、2021年1月16日に、初の「大学入学共通テスト」が実施されます。
これまでは、「大学入試センター試験」と呼ばれていましたよね。
大学入試改革として、これまでとは内容を変え、思考力や判断力を重視した問題を出題するということになっています。
都立中高一貫校の適性検査に通じるところがあるのではないかと言われており、どのような問題が出題されるのか大変興味深いところです。
しかし、今年受験する高校生にとっては、対策が難しいうえ、コロナ感染拡大という厳しい状況での受験となります。
ただ、今回は、コロナの影響で休校していた期間などがあることを踏まえ、日程を第1日程と第2日程に分けるなどの配慮はされています。
第2日程は、1月30、31日です。
コロナ禍の大学入学共通テストについて調べてみました。
目次
共通テストのコロナ対応
コロナの対策については、マスク着用義務、入退室時のアルコール消毒などを行うことになっています。
教室は1教科ごとに換気のために窓が開けられることになります。
東京は明日は暖かいそうですが、防寒対策はしておいた方がいいでしょうね。
お昼はどこで食べてもよいわけではなく、自分の席で、会話はせず一人で食べることになるようです。
コロナ感染した場合の受験
今回は特別に、追試を受けることができます。
明日から受験の場合は、30、31日に追試できます。もし、30、31日の受験だった場合は、2月13、14日に追試となります。
また、濃厚接触者と判定された場合はどうなるのでしょうか。
この場合は、下記の条件を満たせば受験できます。
①自治体によるPCR検査又は検疫所における抗原定量検査の結果が陰性
②受験当日は無症状
③電車、バス、タクシー、旅客機などの公共交通機関を利用せず、密集する場所を避けて試験会場に行く
④別室で受験
また、追試には事前に手続きが必要なので、必ず「問合せ大学」に電話して対応を確認する必要があります。
このあたりの対応は、都立中高一貫校の受検におけるコロナ対応とほぼ同じですね。
今年、都立中高一貫校を受検される方は、今回の大学入学共通テストの状況が、受検当日の対応の参考になるのではないでしょうか。
2月3日はまだ緊急事態宣言の最中なので、少しは人の出は例年よりは減っているとは思いますが、やはり学校までの交通手段については、どうなってくるのかというところは、とくに注意してみておいた方がいいのではないかと思います。