公立中高一貫校のはてなブログ

このブログは、全国の公立中高一貫校の受検について考察するブログです。 受検倍率や大学合格実績のデータ収集、適性検査問題の分析、受検勉強法、教材(進研ゼミ、Z会、ブンブンどりむ)や塾(ena、日能研、栄光ゼミ)の体験談口コミを紹介しています。 2019年に都立中高一貫校に合格しました。

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2021年都立中 繰上げ合格者数 74名 学校別 男女別 入学辞退者数 昨年比較表 

2021年2月10日(水)に都立中高一貫校の受検合格者による入学手続き状況が東京都教育委員会より発表されました。

 

一般入試と特別枠での合格者のうち、入学手続きを終えた人数が出たことで、 これで正式な入学辞退者数、つまり繰上げ合格数が確定しました。  

 

以下に都立中高一貫校の学校別の繰り上げ合格者数を今年と昨年で、男女別で比較した表をご紹介します。

 

 

目次

 

 2021年 都立中高一貫校 入学辞退者数(繰上げ合格者数)  

学校名 2021年 2020年
小石川   16    7  23    8 20  28 
白鴎    3    3   6    3   5   8 
両国    2    2   4   3   2   5 
桜修館    3    6   9    7   4  11 
富士    2    2   4   0   1   1 
大泉    2    3   5    4   5   9 
南多摩    1    1   2   2   1   3
立川国際    1    1   2    3   2   5
武蔵    7    6  13   6   5  11
三鷹    4    2   6   3   6   9
合計   41   33   74  39  51  90

 

2021年度の入学辞退者数は、都立中高一貫校全体で74名という結果となりました。

 

入学辞退者の数だけ、繰り上げ合格者が出ることになります。

ただし、繰り上げ合格については、男女の別はなく、成績上位から繰上げ合格の権利が回ってくることになるので、実際に合格通知を受け取れる男女のは、入学辞退者数とは違ってきます。

 

つまり、今年の男子の入学辞退者数は41名ですが、繰り上げ合格となった男子の数は、41名より多いかもしれないし、少ないかもしれない、ということです。

 

例えば、今年、南多摩では男子が1名、女子が1名、入学を辞退していますが、繰り上げ合格候補者通知書の順位1位と2位が女子であれば、繰り上げ合格者としては女子のみになるということですね。

 

 

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一昨年から昨年にかけて、全体の入学辞退者数は増加していたのですが、今年は昨年と比較すると16名減ですので、割合で言うと2割近く減少したことになり、かなり少なくなった印象です。 

 

個人的な予想として、私立との併願が増加するのではないかということ、そして、適性検査の問題が私立に近い形式になってきているのではないかということを鑑みて、ことしも私立併願組が多く合格を勝ち取り、結果として入学辞退者が増加するのではないかと思っていたのですが、外れました。

 

学校別でみると、今年最も多くの繰上げ合格者を出した学校は、昨年に続いて小石川でした。

ちなみに、一昨年も小石川が最多でした。

 

小石川は私立難関校の滑り止めで受検している子が多くいるため、毎年一番の繰上げ合格者を出すのですが、28名は凄いですね。

 

 

2位は武蔵、3位は桜修館です。

小石川、武蔵、桜修館は、私立の難関校と併願している子の割合が他の学校と比べると高いと思われ、毎年、この3校が上位を占めています。

 

 

www.tetsutyler.com

 

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