2021年2月9日(火)に都立中高一貫校の受検合格者が発表されました。
それを受けて塾ごとの合格者も発表されていますのでご紹介します。
今回は、関東圏で進学塾の大手、臨海セミナーの合格者数を見ていきます
臨海セミナーの2021年の都立中高一貫校全体での合格者数は39名でした。
昨年は27名だったので、約40%増となっていますね。
増加率で言えば大幅なプラスと言えますが、都立中高一貫校の学校別合格者数は公表していないため、ほかの塾との比較が難しいです。
ただ、大泉中の名前がなかったので、大泉中には合格者がいなかったと思われます。
ちなみに、臨海セミナーの場合、これまでは合格者数のカウントルールは公表していなかったと記憶していますが、今年は明確にホームページに掲載されていました。
以下はホームページからの抜粋です。
①卒業時まで在籍している、正式入塾している内部生のみを対象としております
②指導履歴が30時間以上の内部生を対象としております
③体験のみを受けただけの生徒は一切合格実績の対象としておりません
(中3冬期講習の体験を受け、1月に正式入塾した生徒は対象としております)
④講習のみを受けただけの生徒は一切合格実績の対象としておりません
⑤模試のみを受験しただけの生徒は一切合格実績の対象としておりません
⑥30時間未満の講座のみを受講しただけの生徒は一切合格実績の対象としておりません
⑦動画を見る講座を受講しただけの生徒は一切合格実績の対象としておりません
(「特色検査に必要な5つの思考回路練成講座」を受講しただけの生徒は一切合格実績の対象としておりません)
カウントの厳密度は、早稲田アカデミー、栄光ゼミナールと比べると多少緩さはありますが、ena(エナ)に比べるとかなり厳しいと思います。
さて、臨海セミナーは、首都圏の中学校を対象とした塾なので、都立中高一貫校だけでなく、難関私立中学への合格実績も高いものがあります。
今年は、首都圏の難関国公私立中学への合格者数が、過去最高となる1041名だったということで、着実に実績を伸ばしてきていますね。
都内だけでなく、千葉、神奈川といった県での実績が高いことも特徴です。
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