2021年4月1日の人事異動により、東京都の校長先生が入れ替わりとなっています。
都立中高一貫校もその中には当然含まれています。
今回、異動があったのは以下の通りです。
旧)成瀬高等学校校長 → 新)白鴎高等学校兼附属中学校校長
旧)世田谷泉高等学校校長 → 新)桜修館中等教育学校校長
旧)桜修館中等教育学校校長 → 新)小石川中等教育学校校長
旧)小石川中等教育学校校長 → 新)日比谷高等学校校長
21年の東大合格者数が過去最高に達した日比谷高校に、都立中高一貫校の中では最も多くの東大合格者数を出していた小石川の校長が異動になるという人事は、一体どういう意図があるんでしょうか。
前日比谷高校長、武内彰さんは、日比谷を東大合格常連校に押し上げた功労者として高く評価されています。
2012年に就任されて9年間も務められていたので、後任の人事が難しかったのかもしれませんね。
今後、日比谷は前小石川の校長、梅原章司さんによってさらに東大合格実績を伸ばしてくるのか。
東大合格者数だけで判断するのはどうかと思いますが、やはり気にはなりますよね。
小石川の新たな校長として赴任される鳥屋尾史郎さんは、昨年までは同じ都立中高一貫校の桜修館の校長を務められていました。
桜修館の校長は2018年からだったそうなので、3年で異動はちょっと早いですね。
その前は都立工芸高校の校長を務められていたので、桜修館で都立中高一貫校の校長がどういうものかをつかんで、今回の小石川で本格的な都立中高一貫校経営の手腕を発揮できるか、真価が問われる感じでしょうか。