公立中高一貫校のはてなブログ

このブログは、全国の公立中高一貫校の受検について考察するブログです。 受検倍率や大学合格実績のデータ収集、適性検査問題の分析、受検勉強法、教材(進研ゼミ、Z会、ブンブンどりむ)や塾(ena、日能研、栄光ゼミ)の体験談口コミを紹介しています。 2019年に都立中高一貫校に合格しました。

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4年生からできる適性検査Ⅰ作文対策!音読、語彙力、読解力、文章構成力を鍛える

都立や公立中高一貫校の受検勉強で一番苦戦すると思われるのが、適性検査Ⅰの作文力ではないでしょうか。

 

作文は、学校では本当に基礎的なことしか習いません。

また、塾でも、算数の公式のように誰でも同じように正解が導き出せるような完成されたテクニック的なものは教えてくれないので、なかなか身についていきません。

 

合格を勝ち取った上の子に比べ、新4年生となる下の子は、どちらかというと算数の方が得意で、国語は不得意なため、かなり苦戦しています。

 

そんな中で、私が考えた作文力対策について書いてみたいと思います。

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目次

 

まずは音読

小学3年生のころ、読解力が身につくという問題集をやらせてみたのですが、そもそも何について書かれているのか全く理解できない様子でした。

 

内容が頭に入っていないのに問題を解こうとしているなと思ったので、試しに文章を音読させてみたところ、読み間違い、発音違い、つまづき、など、全く読めていませんでした。

 

これでは問題を解くどころではないなと思ったので、それからは問題を解く前に、文章を音読させることにしています。

 

次に語彙力を鍛える

次に取り組んだのが、語彙力です。

間違った問題の答え合わせを一緒にやっていると、文章の中に出てきている言葉をちゃんと分かっていない状態で解いていることが多いんです。

一つの文章の中で、多い時には10個以上も知らない言葉、意味を正しく説明できない言葉がありました。

これでは設問に正しくこたえられるはずがないですよね。

なので、わからなかった言葉は、ひとつずつ辞書で意味を調べ、すべて付箋に言葉とその意味を書き出して、後で見返して復習させるようにしています。

 

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読解力が作文の下地

そうしてようやく問題にとりかかります。

ここまでの段取りをまとめると、以下のようになります。

一つの問題を解くのに、まず初日は音読だけを5回させます。

次の日は、わからなかった単語調べだけをさせます。

そして3日目にようやく問題を解きます。

 

というわけで3日で1つの問題を解くということを続けました。

4日目に答えと解説を読んで、答え合わせを行います。

 

解説には、つなぎ言葉の使い方、とか、こそあど言葉の探し方とか、テクニック的なことが書いていますが、音読や語彙力が身に着いていないと、そういったテクニックの使う以前のところで考え方の間違いがあり、解説を読んでも理解できないんですよね。

 

そんなわけで、地道な取り組みになりますので時間はかかりますが、一歩ずつ着実に基礎が身についているように感じます。

4年生の間に、こういった基礎をしっかりと身につけさせておくのが大事ではないかと思います。

 

 

最後は文章構成力

読解力が身についたら、最後に作文力です。

作文力の要(かなめ)は、読み手に伝えたいことを論理的に説明するための文章構成力です。

文章構成力の身に着け方は、長くなるので別記事でまとめたいと思います。

 

文章構成力を簡単に説明すると、ようは、文章の書き方には型があるので、その型を身につけましょうということです。

 

文章の書き方の型が身につけば、あとは数をこなすだけです。

どんなテーマが出ても基本の型に沿って話をまとめられるようになれば怖いものはありません。

 

以上が我が家の4年生からできる適性検査Ⅰ作文対策です。

 

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