公立中高一貫校のはてなブログ

このブログは、全国の公立中高一貫校の受検について考察するブログです。 受検倍率や大学合格実績のデータ収集、適性検査問題の分析、受検勉強法、教材(進研ゼミ、Z会、ブンブンどりむ)や塾(ena、日能研、栄光ゼミ)の体験談口コミを紹介しています。 2019年に都立中高一貫校に合格しました。

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チャレンジ と Z会小学生コース 受講して比較してみた 公立中高一貫校受検するならどっち

都立中高一貫校の受検を自宅学習で乗り切ろうと、小学3年生の2月からZ会小学生コースを受講しています。

 

この記事では、小学3年生1月まで受講していたチャレンジと、小学3年生2月から受講しているZ会の小学生コースを、指導のわかりやすさ、問題の難易度、学習量、公立中高一貫校受検適性について比較してみたいと思います。

 

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「ベネッセ チャレンジ」VS「Z会 小学生コース」

 教材のレベルをチャレンジとZ会小学生コースで比較してみます。

 

まず、算数は、指導のわかりやすさ、問題の難易度、学習量は、ほとんど変わらないか、ややZ会の方が上回っているという印象です。

 

算数は4年生、5年生から難易度があがるので、3年生や4年生のこの時期ではZ会の本領が発揮されていないのではないかと感じました。

 

理科については、問題の難易度、学習量は、ほとんど変わらない印象でしたが、指導のわかりやすさという点では、実験などで子どもの興味をそそるような演出が加わっている点でチャレンジの方が優れているのではないかと感じました。

 

社会については、指導のわかりやすさ、問題の難易度、学習量は、Z会の方が明らかに上回っているという印象です。

 

教科書には登場していないような知識も少し加えられており、グラフや図から読み取れる内容を答えさせる出題の形式が、都立中高一貫校の適性検査型の試験に向いていると感じました。

 

国語については、チャレンジが教科書に沿った内容になっているのに対し、Z会は教科書の内容とは連動していない文章読解問題を解くというスタイルです。

 

両者の内容が全く異っているため、単純に比較することが難しいですが、チャレンジは教科書の内容を理解するには丁度いいくらいの出題形式、問題の難易度、学習量であると感じるのに対し、 

 

Z会の問題は、読解する文章の中に学校の授業では絶対出てこないような難しい語句が使われているなど、チャレンジと比較すると難易度はかなり高く感じられます。

 また、そういった難しい語句を辞書を使って調べさせるなど、語彙力を高めることに重点を置いたような構成になっていました。

 

比較してみた感想

チャレンジとZ会を4教科で比較してみましたが、都立中高一貫校の受検勉強にどちらが合っているのか、感じたことをまとめてみます。

 

そもそも、ベネッセのチャレンジからZ会小学生コースに切り替えた理由は、都立中高一貫校の受検に備えるなら、チャレンジでは問題が簡単すぎるので、もう少し難易度が高いと思われるZ会小学生コースの方が良いのではないかと考えたからです。

 

その際、中学受験コースにしようかとも思いましたが、

カリキュラムを見てみると、私立中学受験用の先取り学習となっていて、理科や社会では知識量を増やす系の学習内容になっていたため、私立中学を受験しない我が家としては、学校の授業に沿ったカリキュラムになっている小学生コースの方が合っていると判断しました。

 

実際にZ会小学生コースに取り組んでみた感想としては、事前の予想通り、Z会の問題の方が、算数、国語、理科、社会、いずれの教科もちょうどいい感じに解けない問題が出てくるので、教材のレベルとしてはわが子に合っていると感じています。

 

一方、Z会の懸念点としては、国語が学校の教科書とは全く違う内容となっているため、それだけでは学校の授業の予習、復習にならないという点です。

 

チャレンジは完全に教科書に沿っていたので、予習して学校の授業に臨めば授業の内容を理解できないということはまずなかったと思います。

 

都立中高一貫校の受検では、内申点も大きなポイントになるので、本人の理解度や学力とは別に、学校の成績としても良い評価をもらえるようにしなければなりません。

 

その点で言うと、学校の国語で100点を取るための勉強法としては、チャレンジの「教科書準拠型」の方が優れているといえると思います。

 

こういったことを考えた結果、我が家では「チャレンジ」か「Z会小学生コース」の二択ではなく、新たに別の選択肢を考えることにしました。

 

それについてはまた別の話になるので、記事を分け書こうと思います。

 

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