都立中高一貫校に合格した子が、6年生の7月、夏休みに自宅で取り組んでいたことをまとめてみました。
小学校が休みになり、まとまった勉強時間を確保することができるので、普段はできないよう勉強に取り組みました。
目次
過去模試の解き直し
過去に受けた模試の問題で間違っていた問題を解きなおしてみることにしました。
間違った問題の解き直しは、模試終了直後に行った切り、そのあとはやっておらず、本当に理解できているのか怪しいと思っていました。
時間を空けて、すでに問題のことすら忘れかけているタイミングでもう一度解いてみて本当に理解できているのか確認しようというわけです。
5年生のころから過去に受けた模試の問題を全て残しておくようにしていたので、その中で間違っていた問題を全てピックアップしました。
ピックアップした問題に付箋を貼り、解答とセットにして整理していきます。
これには丸一日かかりました。
私にとっては結構大変な作業だったので、この後、模試を受けたらすぐにこの整理をコツコツとやっておくことにしました。
6年生の夏以降は、日曜特訓などでも適性検査模試形式の問題を解いていくので、整理する量も増えていくため、コツコツとやっていかないと追いつかなくなってしまいます。
夏の初めにこの習慣をつけておいて良かったなと思います。
解き直しをいつやったのか
さて、もっと大変なのは、実際に問題を解きなおすのはわが子の方です。
夏休みで学校が休みといっても、塾の夏期講習がほぼ毎日あるので、そこで出る課題や間違った問題の解き直しもあるわけなので、いくらでも時間があるわけではありません。
私が整理した解き直しをいつやるのか、計画を立てて取り組みました。
解きなおすのは大問1問ごと。
たとえば、適性検査Ⅱの大問2の小問3を間違えていた場合、大問2の小問1~3までをまとめて解きなおすという感じです。
本当は小問3だけ解くことができればいいんですが、大抵、こういう問題の小問3は、小問1と小問2を解いていることが前提で出題されているセット問題なので、前の小問も解かざるを得ないんです。
なので、早ければ10分くらいで解き終わりますが、答え合わせで間違いに気づいたときは結構時間がかかってしまうので、理解が中途半端に終わってしまうことのないよう、余裕をみて、30分以上は時間があるときに解くようにしました。
せっかく見直しても身につかなければ意味がないので、いつだったら時間に余裕をもてるのか考えてやってもらうことにしました。
その結果、基本的には朝起きてから夏期講習に行くまで、もしくは、夜の寝る前の時間。(ただし、一日の学習予定がすべて終わって、かなり余裕があるときだけ)のどちらかの時間で、解き直しの時間を確保してもらうことになりました。
この時間なら、親が一緒に問題を解くことも可能なので、難問の場合は、ああだこうだといいながら、家族総出で1時間くらいかけて取り組んでいたこともありました。