東京都の公立中高一貫校合格した上の子の経験から、現在小学4年生の下の子は、社会と理科は塾も通信教育も使わずに、市販の教材を使って学習を進めています。
わが家が学習に使っているのは、市販教材の「教科書ぴったりトレーニング」です。
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目次
教科書ぴったりトレーニングとは
「教科書ぴったりトレーニング」はその名の通り、教科書の内容に準拠した学習ができる参考書兼問題集で、Z会やチャレンジのような通信教育ではなく、普通に本屋さんで販売している教材になります。
学校によって採用している教科書が違うことに対応しており、購入するときにわが子が使っている教科書の出版社名を確認して購入しました。
教科書ぴったりトレーニング使い方
「教科書ぴったりトレーニング」の使い方はいたってシンプル。
まず教科書を自分で読んで、「準備問題」を解きます。基本的には穴埋め系の問題で、選択肢の中から答えを選ぶ感じなので、ほぼ間違いなく正解できる程度の簡単な内容です。
これで1日分が終了。学習時間は、単元によって長さが違うので一概には言えませんが、だいたい10分~20分くらいです。
次の日には、同じ単元の「練習問題」を解きます。
準備問題と問題内容としては同じですが、出題の形式が変わり、正誤問題や短い記述を求められる内容になっている感じです。
学習時間は5分~15分くらいだと思います。
そして、3日目には「たしかめテスト」を解きます。
基礎問題から応用問題まで、単元のまとめとして重要なポイントを抑えた問題が出題される感じです。
また、「できたらスゴイ!」問題がだいたい1問あります。
これは学習指導要領に書かれているあゆみの評価ポイントにつながる力「思考力・判断力・表現」を養うことができる出題が含まれています。
学習時間は、理解度によって答え合わせにかかる時間の差が大きく、15分〜30分くらいです。
教科書ぴったりトレーニング メリット・デメリット
個人的には学校で学ぶ単元の理解を深める教材としては、チャレンジやZ会の教材と比較してもそん色ない内容だと思います。
「教科書ぴったりトレーニング」のメリットとしては、1冊で1年間分の内容が含まれていて価格が1,240円というコストパフォーマンスの高さです。
通信教育や塾通いと比較すると圧倒的ですよね。
一方、デメリットとしては、親の手間がかかるということです。
教科書を音読させたり、答え合わせをいっしょにやったりしないと学習効率は落ちてしまうと思うので、塾通いほど手間いらずとはなりません。
ただ、チャレンジやZ会などの通信教育とは親の手間はそんなに変わらないかもしれません。
こういった点を検討した結果、我が家では、理科と社会については「教科書ぴったりトレーニング」を使うことにしました。