東京の公立中高一貫校、東京都立小石川中等教育学校の難関国公立大学合格実績のデータをまとめてみました。
データは2022年(令和4年度)の最新のものです。
2022年7月20日に更新しました。
すべての国公立大学の合格者を記載しているわけではなく、主に関東の大学を中心に私が主観的に抜粋した大学のみ表記していますのでご了承ください。
目次
2022年 2021年 小石川中等の難関国公立大学合格者数
小石川中等の難関国公立大学合格 分析
合格者数は、独自の基準で選定した難関国公立大学と、その他の国公立大学に分けて集計しています。
東京大学への合格者数は2021年から2022年にかけて2名増え、20名となりました。
しかし、難関国公立大への合格者数は、2021年は74名の合格者でしたが、2022年は12名減となる66名の合格者数となりました。
一方、その他の国公立大学合格者数は18名から33名に増加し、国公立大学全体としては7名増となる99名となっています。
東京大学への合格者数が増加したものの、京都大学、一橋大学、東京工業大学という、最難関4大の3つの大学への合格者数は減少してしまいました。
ちなみに、表には記載していませんが、2022年の国公立大学への現役合格者数は86名。
2021年は77名でしたので、現役での合格率は上がっています。
現役志向が高まっていると言えそうですね。
一方、これも表には記載しませんでしたが、その他の有名国公立大学への2022年の主な合格者数をあげておきます。
東京都立大学に6名
東京学芸大学に2名
東京農工大学に5名
また、医学部系の学部への合格者数は11名となっています。
東北大学医学部 1名
信州大医学部 2名
山形大医学部 2名
筑波大医学部 3名
北海道大医学部 1名
金沢大医学部 1名
浜松大医科 1名
小石川中等の1学年の生徒数は約160名ですので、そのうち、66名が難関国公立大学へ合格すると仮定すると、単純計算で約41%の生徒があてはまるという計算になります。
国公立大学への合格者は99名なので、約62%の生徒があてはまるということになりますね。
また、小石川中等が発表している「学校経営シート」によると、難関国立4大学(東京大学、京都大学、一橋大学、東京工業大学)と、国公立大学医学部医学科への現役合格者数を28名にするという目標が掲げられています。
今回、国公立大学医学部の合格者は、東北大学に1名、山形大学に2名、筑波大学に3名、信州大学に2名、金沢大学へ1名、浜松医科大学へ1名なので、合計で11名です。
これらを難関国立4大学の合格者数38名を足し合わせると、合計で49名となり、目標数値を軽く超える結果となっています。
また、先の「学校経営シート」に掲げられたもう一つの目標、「国公立大学への現役合格者数の目標55名」も軽く超えて、87名の合格者となっています。
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