公立中高一貫校のはてなブログ

このブログは、全国の公立中高一貫校の受検について考察するブログです。 受検倍率や大学合格実績のデータ収集、適性検査問題の分析、受検勉強法、教材(進研ゼミ、Z会、ブンブンどりむ)や塾(ena、日能研、栄光ゼミ)の体験談口コミを紹介しています。 2019年に都立中高一貫校に合格しました。

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2022年受検 都立中高一貫校 志望校の選び方 偏差値 倍率 適性検査 報告書 住所最寄駅 一覧

都立中高一貫校の受検を考え始めたばかりの方にお勧めの志望校別

 

九段中を含む都立中高一貫校11校の入試について、偏差値、募集定員、倍率、適性検査問題、報告書、住所最寄駅のデータをまとめてみました。

 

データは2021年8月時点の最新のものに更新しています。  

 

2022年の受検を考えている方は、こちらのデータを基に、どこ学校を志望校にするのがよいのか、考える材料にしていただければと思います。

 

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目次

 

2022年度受検 都立中高一貫校 志望校別データ一覧

学校名 偏差値 倍率 適性検査 報告書割合 住所 最寄駅
小石川

男:72

女:74

男:4.71

女:4.54

Ⅰ Ⅱ 

25% 文京区本駒込2-29-2 千石・巣鴨・駒込
両国

男:68

女:69

男:6.47

女:6.93

Ⅰ Ⅱ 

20% 墨田区江東橋1-7-14 錦糸町・住吉・菊川
武蔵

男:68

女:69

男:3.44

女:2.64

Ⅰ Ⅱ 

25% 武蔵野市境4-13-28 武蔵境・田無・ひばりヶ丘
桜修館

男:66

女:68

男:4.90

女:6.73

Ⅰ 

30% 目黒区八雲1-1-2 都立大学
九段

男:66

女:66

男:3.12

女:4.16

Ⅰ 

20% 千代田区九段北2-2-1 九段下・飯田橋
大泉

男:65

女:65

男:5.42

女:5.98

Ⅰ Ⅱ 

20% 練馬区東大泉5-3-1 大泉学園
南多摩

男:64

女:65

男:4.60

女:5.28

Ⅰ 

20% 八王子市明神4-20-1 八王子(JR/京王)
富士

男:64

女:63

男:2.85

女:3.38

Ⅰ Ⅱ 

18.2% 中野区弥生町5-21-1 中野・中野富士見町
立国際

男:63

女:63

男:4.09

女:4.86

Ⅰ 

20% 立川市曙町3-29-37 立川・立川北
三鷹

男:63

女:65

男:5.38

女:5.51

Ⅰ 

20% 三鷹市新川6-21-21 三鷹・吉祥寺・仙川・調布
白鷗

男:62

女:64

男:4.47

女:6.52

Ⅰ Ⅱ 

20% 台東区元浅草3-12-12 新御徒町・田原町・蔵前

 

※ 倍率については、2021年の受検結果倍率です。

※ 千代田区立九段中等の偏差値、倍率については、区分B(都内在住)の数字となっています。

 

 

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2022年度受検 都立中高一貫校 志望校の選び方

東京都の公立中高一貫校の志望校を選ぶ際にチェックしておきたい項目としては、以下の5項目になります。

 

①偏差値

②倍率

③適性検査

④報告書

⑤住所・最寄駅

 

この5項目を使った志望校の選び方をご紹介していきます。

 

①偏差値 

東京都の公立中高一貫校の偏差値は、どの学校も60以上という高い偏差値になっています。

なので、どこの学校を選んでも難易度は高いということになります。

しかし、ある程度のカテゴリーに分けることはできます。

偏差値最高ランクの「小石川」、それに続く中程度の偏差値ランクとなる「両国、武蔵、桜修館、九段」、比較的低いランクとなる「大泉、南多摩、富士、立川国際、三鷹、白鴎」という、大きく3つのカテゴリーです。

塾が行っている適性検査模試などを受検して、お子さんの偏差値を測り、志望校の偏差値と合いそうかチェックしておきましょう。

ただし、厳密にこの偏差値を超えないと合格できないというものでもありません。

適性検査試験は問題の当たり外れが大きい試験ですし、後程ご紹介しますが報告書点が合否に与える影響も少なくありません。

偏差値はあくまでも目安として考える程度なので、この3つのカテゴリーのどこに入りそうかくらいがチェックできればいいかと思います。 

 

②倍率

最も低い倍率でも富士の男子で2.85、最も高い倍率だと両国の女子の6.95となっており、私立中の受検と比べると非常に高いです。

また、関東他県の公立中高一貫校の受検倍率と比較してもかなり高いものになっています。

となると、東京都の公立中高一貫校の受検は、どこを志望校にするにしても基本的に受かる子はごく少数で、落ちる子の方が断然多いということをよく理解して受検に臨みましょう。

そうなると、都立中高一貫校に落ちた場合の進学先をどうするのか、私立を併願するのか、地元中へ進むのか、そこはお子さんとよく話し合っておくことが大切になります。

 

③適性検査

適性検査Ⅲを実施している学校と、実施しない学校に分かれますが、どちらの方が簡単とか難しいとかという差はありません。

適性検査Ⅲについては、学校ごとに作成されている独自問題ですので、適性検査Ⅲを実施している学校の方が、より自校の特色にあった生徒を入学させたいという意志が強いといえるのかもしれません。

 

④報告書

合否の判定は適性検査の結果だけでなく、小学校からの報告書、いわゆる内申点も加算した合計の点数で決まります。

合格点数の総合計に占める内申点の割合が高い学校と、低い学校とでは、10%以上も差があります。

小学校の成績が優秀な子は、内申点の割合が高い学校を選ぶことで受検に有利になる一方、あゆみの成績が振るわない子の場合は、不利に働いてしまいますので注意する必要があります。

 

⑤住所・最寄駅

東京都に在住であれば、どの学校でも受検することは可能ですが、通学のことを考えると実質的に受検校は絞られてしまうことになろうかと思います。

東京の東側に住んでいる場合は、小石川、九段、白鴎、両国、桜修館については、通学時間との相談で、どこにするか検討の余地はあるかと思います。

 

 

2022年度受検 都立中高一貫校 関連情報 

上記にあげた志望校選びについての関連情報をまとめました。

 

www.tetsutyler.com

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