今週から新学期がスタートしている方が多いと思いますが、都立中高一貫校に通うわが子も登校開始しています。
昨年よりも格段に多くの新型コロナウィルス感染者が出ているにもかかわらず、今年は夏休み明けに一斉休校となることはありませんでした。
しかし、各自治体によって新型コロナ感染拡大に対する対応は分かれています。
関東圏の自治体の小学校の新学期スタートがどのような対応となっているのか調べてみました。
目次
東京都内の新学期対応
江東区は、小学生のパラリンピック観戦を中止にし、夏休みを延長しました。
調布市では、夏休みを10日間延長して9月6日に学校を開始します。さらに学校開始後も、9月10日まではオンライン授業を実施するようです。
神奈川県内の新学期対応
神奈川県横浜市、川崎市、相模原市、大和市、南足柄市は、小中学校の夏休み延長を決め、9月3日までを臨時休校となります。
南足柄市では、10日までは午前授業とするそうです。
また、厚木市は休校はせず、市立小中学校で午前授業だけにするそうです。
埼玉県内の新学期対応
越谷市、八潮市、富士見市、三郷市、ふじみ野市、三芳町、松伏町は、夏休みを延長し、8月いっぱいは臨時休校とするそうです。
さらに、ふじみ野市と松伏町は、9月10日までは分散登校をおこなうとのことです。
さいたま市では、8月27日から新学期が始まりますが、緊急事態宣言中の登校は各家庭の判断にゆだねることとし、オンラインでの授業参加に対応するとのことです。
千葉県内の新学期対応
富津市の小学校では、1校が夏休みを延長して8月29日まで臨時休校とするそうです。
また、9月の登校再開時には、分散登校を行う予定だそうです。
茨城県内の新学期対応
境町は、緊急事態宣言期間中は臨時休校にするそうです。
また、水戸市、牛久市、利根町は、8月中は臨時休校にするそうです。
栃木県内の新学期対応
さくら市、塩谷町は、8月27日を臨時休校とし、8月30日から新学期とするそうです。
壬生町は、9月から新学期が始まりますが、12日までは自宅でのオンライン授業を行うそうです。
佐野市は、8月30日に分散登校で新学期が始まりますが、9月1日から12日まではオンライン授業を行うそうです。
足利市は、9月1日から12日まで分散登校にするそうです。
群馬県内の新学期対応
群馬県内で夏休み延長をする小中学校は今のところ無いようです。
現在、分散登校を行うかどうかを検討中の市町村があるようです。
以上、関東圏の小中学校の新学期対応で拾った情報を集めてみました。
こうしてみると、感染者数が最も多い東京都内よりも、近隣の神奈川県や千葉県、埼玉県などの方が臨時休業などの対応を取っていることがわかり、判断の基準が一定でないことがよくわかりました。