万が一、お子さんが新型コロナウイルスに感染してしまって自宅療養となった場合、どのような対応をすればよいのか、対策は万全でしょうか。
新学期がスタートして学校でのクラスターの懸念もあるので、最悪の場合を想定して、備えておきたい自宅療養対策のポイントを、東京都が発表している「自宅療養者向けのハンドブック」を基にまとめてみました。
目次
- その1 子どもを隔離できる部屋を確保しておく
- その2 夫婦で担当を決めておく
- その3 家でもマスク着用(多めに備蓄)
- その4 スマホ、パソコン、タブレット、眼鏡も消毒
- その5 リビングではエアコン+扇風機
- その6 ゴミ箱にはすべてフタ
その1 子どもを隔離できる部屋を確保しておく
子ども部屋があればいいですが、もしないのなら、どこかの部屋を子どもの療養用に確保しなければなりません。
最低でも、寝床となるスペースと、食事ができるような台などを準備しておく必要があります。
また、トイレやお風呂は共用するしかないですが、タオルは絶対分けて使いましょう。
取っ手などは毎回消毒できるように、ドアの近くに専用の消毒剤を用意しておくことをおすすめします。
お風呂は、子どもを一番最後に入れて、使用後に壁などを消毒しましょう。
その2 夫婦で担当を決めておく
両親ともに、子どもから伝染されてしまうことを避けるため、子どもと接触して看病するのは、母親か父親か、どちらにするか事前に担当を決めておいた方がいいでしょう。
看病しない方は、その分、料理や掃除、洗濯などの家事を担当するなど、役割分担を決めて、一人に負担が集中しないようにすることをおすすめします。
その3 家でもマスク着用(多めに備蓄)
子どもも親も、室内でもマスクを着用するようにしましょう。
子どもを看病したあとは、毎回、マスクを取り換えて手洗いうがいは必ずするようにしましょう。
マスクが無くならないように、多めに備蓄しておくことをおすすめします。
その4 スマホ、パソコン、タブレット、眼鏡も消毒
手洗いうがいを徹底しても、身の回りの持ち物をしっかりと消毒しておかないと、手にのこっているウィルスが付着してしまっていることが考えられます。
スマホ、パソコン、タブレット、眼鏡、リモコンなどが危ないと思われます。
アルコール除菌ウェットティッシュなどで細目に拭いてから使うようにしましょう。
その5 リビングではエアコン+扇風機
部屋の換気が悪いとウィルスが空気中に漂っていることがあるそうなので、エアコンをつけていても数時間に一回は窓を開けないといけないそうです。
その場合、エアコンと扇風機を併用することで、部屋の温度を上昇させることを防ぎつつ、換気だけが上手くできます。
その6 ゴミ箱にはすべてフタ
鼻をかんだティッシュをフタをしていないゴミ箱に捨てていると、万が一、ウィルスが付着していた場合は空気中に漂ってしまう懸念があります。
ゴミ箱には面倒ですが、すべてフタをするか、フタがついているゴミ箱だけを使うようにしましょう。
以上、自宅療養で子どもを看病する場合の対策をまとめました。
感染してから準備すると大変だったり、対策が中途半端になってしまったりすると思われます。
初動が大事なので、気を付けておきたいと思います。