都立中高一貫校に絞って入試対策をしていると、私立の中高一貫校の併願を諦めていませんか?
東京都の公立中高一貫校の受検は、高倍率な上に2月3日の一発勝負なので100か0かの博打のようなものです。
落ちたときのすべり止めで私立を受験したいけど、適性検査の対策しかしておらず、私立受験の勉強を並行して行うなんて無理。
そもそも、私立に入学させるのは費用的にも負担だし、6年間通える中高一貫校がいいし、、、
いろいろと考えた結果、都立や公立中高一貫校の受検1本に絞っている方も多いと思いますが、実は、東京都の公立中高一貫校と同じく、適性検査型の入試を行っている中高一貫校は増えてきており、しかも、頑張れば学費も相当抑えられる特待生制度を導入している学校もあります。
その中で、2021年現在で、偏差値が都立中高一貫校と同レベルの偏差値の学校を調べてみました。
目次
併願校選びのポイント
まずは併願校を選ぶ際のポイントをおさらいします。
以下の4点になるかと思います。
①中高一貫校
②試験は適性検査型
③特待生制度がある
④偏差値が都立中と同程度
譲れないポイントは人それぞれだと思いますが、うちは併願するならこの4点は譲れないかなと思いました。
④偏差値を考慮しないなら、たくさんの学校が候補にあがるのですが、やはり都立中高一貫校と同程度の偏差値がないのであれば、実際に入学する学校としては選択肢から外れてしまうと考えます。
そうなると、この4つの条件を満たす学校は、以下の3校に絞られました。
適性検査型 特待 高偏差値の私立中高一貫校
リンク先の記事で、各学校ごとに、学校情報、偏差値、国公立大学合格実績、学費、特待生制度、入試データをまとめていますので参考にしてください。
③江戸川学園取手 都立中併願可!適性検査型入試 特待制度あり
いずれも偏差値60以上で、特待制度があり、もちろん適性検査型入試です。
この3校の中では、江戸川学園取手が最も偏差値が高く、難関国公立大学への合格実績も素晴らしく、都立中高一貫校の併願先としては最適なように見えます。
しかし、その分、特待生としての入学は非常に難しくなるので合格しないのではないかという心配があります。
また、立地が茨城県となるので、そもそも通えないのではないかということも懸念されます。
そういった条件面を全て考慮すると個人的には、安田学園がどなたにとっても平均的に「お手頃」な併願校となるのではないかと考えています。
最終的にどこを併願先に選ぶのかは、各家庭の事情により様々だと思いますので、詳細を分析されるのが良いかと思います。
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