中学受験を題材にしたドラマ「二月の勝者」第4話の受験関連データ、黒木蔵人の教え、感想をまとめました。
第4話は、中学受験と課金ゲームについてをテーマとした回でした。
※ あらすじを書くわけではありませんが、多少のネタバレを含んでいます。
また、原作漫画を読んでいないので先の展開を知らずに好き勝手書いています。感想に含まれる展開予想などがネタバレになってしまうこともあると思うので、ネタバレを読みたくない方はお戻りください。
目次
ドラマ「二月の勝者」第4話 受験関連データ
・塾のオプション講習代の主な例
夏期講習:18万2千円
夏合宿:10万5千円
冬期特別講習:7万7千円
GW特別講習:5万3千円
お正月特訓:4万5千円
その他のオプションを合わせると、おおむね132万円ほどかかる。
ドラマ「二月の勝者」第4話 黒木蔵人の教え
算数を制する者は受験を制する
模試の算数で偏差値が低い場合、後半を解かずに前半だけに集中させることで焦りによるケアレスミスが減り、偏差値を上げることができる。
※ 塾の模試では後半に進むに連れて難易度の高い問題を配置していることが前提。
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ドラマ「二月の勝者」第4話 感想まとめ
第4話は、中学受験にまつわるお金のエピソードが中心に語られていました。
塚本高史さんと星野真里さん夫婦は、奥さんがパートの仕事を増やすことで塾代をねん出するということで決着していましたが、世間一般ではどうなんでしょうね。
何となく想像としては、旦那の小遣いが減らされる方が先のような気がします。
また、「課金して偏差値を上げる中学受験と、課金してキャラのレベルを上げるスマホゲームは似ている」というようなセリフがありましたが、これもどうなんでしょうね。
課金してオプションの講習を増やしたからといって偏差値アップが約束されているわけではないですし、そもそも子どもにとって受験はスマホゲームのように面白くて熱中するようなものではなく、辛く面倒くさいものなので、課金してオプションの講習が増えるならむしろ課金などしてくれなくて結構だというのが子どもの本音でしょう。
実際に受験をするのは子どもです。「受験が課金ゲーム」という発想は、子ども一人一人の人生を考えず、ゲームのいちキャラクター程度に考えてしまっている塾目線の発想に思えてしまい、なんとなく違和感が残りました。
一方、なるほどなと思ったのは、今回、黒木先生が行った「問題を半分だけに絞ることで手軽に偏差値を上げさせる」という作戦です。
正解が増えて偏差値も上がるという目に見える成果を出すことができれば、辛い受験勉強を継続するためのモチベーション維持につながる効果が期待できそうですよね。
次週第5話では、黒木先生がルトワックを辞めて桜花に移籍し、ボランティアのような個人塾を営んでいる理由の謎が少し明かされることになりそうです。