中学受験を題材にしたドラマ「二月の勝者」第5話の受験関連データ、黒木蔵人の教え、感想をまとめました。
第5話は、子どものケア、過去問に取り組むタイミングと偏差値の見方についてをテーマとした回でした。
※ あらすじを書くわけではありませんが、多少のネタバレを含んでいます。
また、原作漫画を読んでいないので先の展開を知らずに好き勝手書いています。感想に含まれる展開予想などがネタバレになってしまうこともあると思うので、ネタバレを読みたくない方はお戻りください。
目次
ドラマ「二月の勝者」第5話 受験関連データ
・特にありませんでした。
ドラマ「二月の勝者」第5話 黒木蔵人の教え
・中学受験は全て点数評価。
・伸び悩んでいる生徒には5年生のテキストで基礎をおさらいさせる。
・夏期講習は学力を上げる最後のチャンス。復習をして基礎の穴を埋めていく作業は秋以降では間に合わない。
・模試で偏差値60を超えている子でも、夏時点で本番の入試問題を解かせるのは無茶な勉強法である。
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ドラマ「二月の勝者」第5話 感想まとめ
第5話は、子どものケアについての話がありました。
塾で高偏差値を取るような真面目な子は、周囲に心配をかけまいと自分の本音をなかなか口に出して言おうとしないんですね。
表面上はいい子なんですけど、ある日突然爆発するタイプです。
逆に、普段から本音全開で「やりたくない、わからない」と言う子は、日々の勉強に向かわせるのが大変ですが、コミュニケーションが成立しているので対処法を見つけられれば何とかできるのかもしれません。
自分の子がどっちのタイプなのか見極めてケアしてあげないといけないんだなと思いました。
黒木先生が言う、無茶な勉強法というのは、受験を始めて経験する親が陥りやすい勘違いのことを言っているんだろうなと思います。
つまり、偏差値の見方を知っておく必要があるということです。
模試の偏差値と、本番入試を終えた後に公開されている偏差値は性質が違っているということを理解しておかないといけないという話ですね。
模試の偏差値は、自分と同じ今現在の受験生と比較した偏差値なので、受験のライバルたちの差を示しています。
一方、入試本番の偏差値は、6年生2月時点での受験生との比較となってしまうので、ドラマで言う夏時点での学力では、数か月分先の学力をもっている子どもたちとの比較になってしまうので、偏差値は低く出やすいということですね。
そういう偏差値の出方をするということを分かった上で過去問を早くから取り組む、という方法もあるかもしれませんが、それは黒木先生が言うように「戦略が必要」だということです。
受験戦略を間違っているっぽかったお父さん役の金子貴俊さんですが、あまり見られない強面の夫役でしたね。
妻役の遠藤久美子さんはいつのころからか今回のような気弱な女性の役を演じることが多くなった気がします。
黒木先生がルトワックを辞めた理由は、スターフィッシュという個別指導塾を開設していることに理由があるんでしょうが、なぜスターフィッシュを始めようと思ったのか、そこが知りたいですね。
加藤シゲアキさん演じる灰谷先生がそのあたりの謎を解明してくれそうですね。