2022年度(令和4年度)千葉県の公立中高一貫校(県立中学校及び千葉県立中等教育学校)の受検応募者数、応募倍率(志願者数、志願倍率)が発表されました。
全3校を偏差値順に一覧にしてみましたのでご紹介します。
目次
2022年度 千葉県 公立中高一貫校 偏差値 応募倍率 一覧表
※ 偏差値は「首都圏模試センター」2022年中学入試予想偏差値合格率80%12月版の数値を使用しています。
千葉県 公立中高一貫校 受検状況
千葉県の公立中高一貫校は、県立校が2校、市立校が1校あります。
人口の多さからすると、3校しかないのは需要に対して供給が追い付いていない状況のようです。
最も低い市立稲毛国際中等でも5.4倍、続いて千葉で7.5倍、最も高い東葛飾では10.8倍にもなっています。
市立稲毛国際中等は、昨年までは募集定員が80名でしたが、今年から160名と倍増したことで、倍率が低下しました。
以前は7倍以上あったので、定員数が倍になれば、3.5倍くらいまで下がってもよさそうですが、下がってこないところをみると、中学受検が過熱していると言えそうです。
偏差値はどの学校も高くなっており、中学受検で最上位校ばかりです。
最も高いのは千葉の72、続いて東葛飾が71で、少し下がって市立稲毛国際中等でも64です。
偏差値が70以上もあった上に、倍率も10倍ですから、合格した子のレベルは相当高いといっていいでしょうね。
ちなみに受検者数が多すぎるからなのか、千葉県の公立中高一貫校では、適性検査のみで受検の合否が決まるのではなく、面接による二段階の検査となっています。
ただし、昨年は新型コロナウィルス感染症拡大が懸念されていたため、面接は中止となりました。