中学受験を題材にしたドラマ「二月の勝者」最終回の受験関連データ、黒木蔵人の教え、感想をまとめました。
最終回は、みんな希望の学校に合格出来て納得の受験を終えるというハッピーエンドでした。
中学受験最難関校である開成を蹴って、都立中高一貫校への進学という道を選んだ島津君についてクローズアップされていました。
※ あらすじを書くわけではありませんが、多少のネタバレを含んでいます。
また、原作漫画を読んでいないので先の展開を知らずに好き勝手書いています。感想に含まれる展開予想などがネタバレになってしまうこともあると思うので、ネタバレを読みたくない方はお戻りください。
目次
ドラマ「二月の勝者」最終回 受験関連データ
・特になし
ドラマ「二月の勝者」最終回 黒木蔵人の教え
・正月ボケや気のゆるみがないように1月を過ごさなければならない。
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ドラマ「二月の勝者」最終回 感想まとめ
経済的理由で島津君は都立大石山中に行くことに決めました。
大石山とは、都立小石川中のことですね。
近年、東大への合格者数をグングン伸ばしている小石川は、もはや都立中高一貫校というくくりでとらえられないほど、偏差値が高く、実際に開成を蹴って入学する子もいるようです。
先日の記事でも書きましたが、開成も小石川も、学校が生徒を教えるのではなく、生徒自身で学びを深めていくことを基本としている学校なので、どちらの学校に行っても、その適性がある子であれば、大学合格という出口での結果に大差はないのかもしれません。
黒木先生は、学びの本質とは何かを探していたということでしたが、その答えには触れられず、講師という仕事は、学びの喜びを生徒たちから教えてもらえるものだということに気づいたということだけでした。
結局、学びの本質って何なのでしょうね。
今回、桜花ゼミナールの子たちはみんな希望の学校に合格できたようですが、ドラマで描かれなかった、志望校に合格できず涙をのんだ子たちからの方が、その答えが見出せそうな気がします。
井上真央さん演じる佐倉先生は、中学校の先生に戻る決意をされていましたが、ダンス部の生徒から「一生恨んでやる」と言われたことへの答えが見つけられたのでしょうか。
実際にはまだ答えは見つかっていない感じですね。答えを出すことから逃げ出してしまった自分ともう一度向き合うために学校に戻る決意をした、という感じでしょうか。
毎週楽しみに見ていたのですが、最終回、個人的には岸部一徳さんの出演がなかったことが残念でした。ドクターXで忙しかったのかな。