千葉県の公立中高一貫校、千葉県立東葛飾中学校・高等学校の国公立大学合格実績のデータをまとめてみました。
データは2021年(令和3年度)の最新のものです。
すべての国公立大学の合格者を記載しているわけではなく、主に関東の大学を中心に私が主観的に抜粋した大学のみ表記していますのでご了承ください。
目次
2021年 東葛飾高校の難関国公立大学合格者数
2021年 東葛飾高校の難関国公立大学合格 分析
合格者数は、現役生と既卒生を合計して集計しています。
難関国公立大には、2020年に85名だったものの、ほぼ100名以上の合格者をキープしています。
東大には毎年数名の合格者、地元の千葉大にも毎年30名ほど、お隣の県にある筑波大にも約30名の合格者を出すということが続いています。
また、国公立大学全体への合格者数と合格率の推移は以下のようになっています。(現役生と既卒生を含む数字となっています)
2019年の国公立大学合格者数(合格率) 148名(46.0%)
2020年の国公立大学合格者数(合格率) 119名(36.6%)
2021年の国公立大学合格者数(合格率) 147名(46.1%)
国公立大学への合格者数は、2020年に落ち込んでいますが、それでも35%を超えており、2019年と2021年は46%となっています。
既卒生を含んだ数字なので浪人の割合が高いのかもしれませんが、それでも国公立大学合格率が40%前後をキープしている状態なので、東葛飾中に入学して6年間、学年で上位3割に入っていれば、現役での国公立大学に合格できる可能性がかなり高いということになりますね。
2022年 東葛飾中学の受検倍率、偏差値
これだけ素晴らしい大学合格実績を上げている学校なので、中高一貫校としての受験は大変な人気となっています。
東葛飾中の2022年の受検倍率は10.64倍となっています。
私立中学よりも公立中学の受検の方が、倍率が高くなるのですが、公立中高一貫校の中でも、10倍以上の倍率となると最高レベルの高さとなります。
千葉県の公立中高一貫校は、東葛飾中学と、千葉中、稲毛国際中の3校ありますが、いずれも5倍を超える倍率なので、受検には「落ちる方が当たり前」という覚悟が必要です。
また、偏差値についても東葛飾中は男女ともに70ほどとなっているので、学力的にも公立中高一貫校の中でトップクラスとなります。
大学合格実績が高いのは、入学時点ですでに学力が高い子が集まってきているということですね。
中等教育学校ではないので、高校からの入学も可能です。
さらに、高校では普通科だけでなく、医歯薬コースが設けられており、毎年一定数、医薬系の大学・学部への合格者を出していることも特徴です。
2022年 東葛飾中学 受検スケジュール
①出願受付
2021年11月22日~25日(木)
②一次検査
2021年12月11日(土)
③一次検査の結果発表
2021年12月22日(水)午前9時
④報告書及び志願理由書等の提出
2022年1月11日(火)~12日(水)
⑤二次検査
2022年1月24日(月)
⑥入学許可候補者内定通知
2022年2月1日(火)午前9時
まとめ
以上、千葉県立東葛飾中学校・千葉高等学校について調べてみました。
もっと詳細を知りたい、という方は以下の記事も参考にしてみてください。