千葉県の公立中高一貫校受検の塾別合格者数を調べてみました。
今回は2021年の合格者数を比較しています。
目次
2021年 千葉県公立中高一貫校 塾別合格者数 比較表
千葉県の公立中高一貫校は、千葉県立千葉中学校、千葉県立東葛飾中学校、千葉市立稲毛国際中等教育学校(千葉市立稲毛高等学校附属中学校)の3校となります。
それぞれの募集定員、受検予想偏差値も合わせて表記していますので参考にしてください。
2021年 千葉県公立中高一貫校 塾別合格者数 分析
千葉県を地盤に事業を展開している市進学院が、県立千葉、東葛飾、稲毛国際の3校とも1位の合格者数を出しています。
市進学院は、最近は都立中高一貫校受検塾大手のena(エナ)と業務提携をしているそうなので、適性検査のノウハウを吸収して合格実績を伸ばしているようです。
一方、千葉を地盤に事業を展開しているもう一つの塾、京葉学院は、合格者数で4位となっています。
昨年から合格者数も若干減少しているようなので、分が悪いイメージです。
2位の四谷大塚、3位のSAPIXについては、中学受験大手のため、私立中学との併願での受検生を上手く抱えていると思われます。
5位以降は早稲田アカデミー、日能研、譽田進学塾、栄光ゼミナールという順になっています。
千葉県公立中高一貫校 受検に強い塾は?
上記の結果からすると、千葉県の公立中高一貫校受検に強い塾は、市進学院ということになります。
ただし、塾選びの際に注意が必要なのが、この合格者数があまりあてにし過ぎてはいけないということです。
というのも、上記表の全ての塾の合格者数を合計すると、募集定員以上の合格者数となるという不思議な現象が起きてきます。
これはおそらく、メインで通っている塾で内部生として合格カウントされている子が、そのほかの塾で一定時間数の授業を受講したことで外部生として合格者数に2重カウントされているからだと思われます。
こうなると、どの塾で学んだことが合格に直結したのかはよくわからないということになります。
よって、どの入塾するか迷っている場合、この合格者数はあくまでも参考としてみておく程度にしておいた方が良いかと思います。
塾選びのポイントは以下の記事で解説していますので参考にしてみてください。