埼玉県の公立中高一貫校受検の塾別合格者数を調べてみました。
今回は、あづま進学、スクール21、栄光ゼミナール、SAPIX、日能研、早稲田アカデミー、四谷大塚の7つの塾の2022年の合格者数を比較しています。
2022年1月28日現在の数字です。情報は随時更新していきます。
目次
2022年 埼玉県公立中高一貫校 塾別合格者数 比較表
埼玉県の公立中高一貫校は、さいたま市立浦和中学校、さいたま市立大宮国際中等教育学校、埼玉県立伊奈学園中学校、川口市立高等学校附属中学校の4校となります。
それぞれの募集定員、受検予想偏差値も合わせて表記していますので参考にしてください。
2022年 埼玉県公立中高一貫校 塾別合格者数 分析
あづま進学教室
埼玉県に9校の教室を展開しているあづま進学教室が、埼玉県ではトップの実績をあげている塾となります。
2022年度の実績は1月28日時点でまだ公開されていませんので、分かり次第更新します。
昔からやっているので実績があり、校舎数が多く、ベテラン講師が多いことが特徴です。また指導方針は、王道というか基本に忠実で厳しいとの声があります。
実績を上げているからだと思いますが、料金はかなり攻めたそこそこ高い設定となっています。
また、川口市には校舎がないので、川口市立高等学校附属中を受検する場合は通いづらいというデメリットがあります。
スクール21
スクール21も埼玉県を地盤に50以上の校舎を展開している塾です。
合格者数の実績もあづま進学教室に次いで2位となっています。
2022年度の実績は1月28日時点でまだ公開されていませんので、分かり次第更新します。
どちらかというと中学受験よりも高校受験に重きをおいているようです。
あづま進学教室よりも教室数が多いので、近所で通える教室を探しやすいというのがメリットと考えられますが、一方、校舎によって指導力にはかなりバラツキがあると思われます。
その他
続いて、栄光ゼミナール、SAPIX、日能研、早稲田アカデミー、四谷大塚と、中学受験大手が、地元が地盤のあづま進学教室、スクール21を追随している形です。
栄光ゼミナールは、ここ数年でかなり校舎数を減らしているので選択肢に入らなくなってきているかもしれません。
埼玉県公立中高一貫校 受検に強い塾は?
上記の結果からすると、埼玉県の公立中高一貫校受検に強い塾は、あづま進学教室かスクール21ということになります。
ただし、塾選びの際に注意が必要なのが、この合格者数があまりあてにし過ぎてはいけないということです。
というのも、上記表に表れていない個別塾の合格者数なども含めて、全ての塾の合格者数を合計すると、募集定員以上の合格者数となるという不思議な現象が起きてきます。
これはおそらく、メインで通っている塾で内部生として合格カウントされている子が、そのほかの塾で一定時間数の授業を受講したことで外部生として合格者数に2重カウントされているからだと思われます。
こうなると、どの塾で学んだことが合格に直結したのかはよくわからないということになります。
よって、どこに入塾するか迷っている場合、この合格者数はあくまでも参考としてみておく程度にしておいた方が良いかと思います。
塾選びの本当のポイントはどこにあるのか、以下の記事で解説していますので参考にしてみてください。