2022年度の神奈川県立中等教育学校、横浜市及び川崎市立の高等学校附属中学校の「特例による検査」が2月23日(水)に実施され、15名が共通問題による適性検査を受検しました。
「特例による検査」の受検予定者数、検査の方法、合格発表についてご紹介します。
目次
2022年 神奈川県公立中高一貫校 特例による検査 概要
特例による検査の対象
各校に出願していた者のうち、新型コロナウイルス感染症等に罹患したことなどにより、当日の受検ができなかった方が対象です。
今回応募があったのは、相模原中等教育学校で3名、平塚中等教育学校で4名、横浜市立南高等学校附属中学校で6名、川崎市立川崎高等学校附属中学校で2名、横浜サイエンスフロンティア高等学校附属中学校は0名、合計で15名でした。
特例による検査の日程
【検査日】2022年2月23日(水)
【合格発表】2022年2月28日(月)
特例による検査の方法と合格
今回、特例による検査を行うことになった中等教育学校、附属中学校すべてにおいて、共通の問題による適性検査となっています。
また、小学校からの報告書(調査書)の点数も合否の判断に使用されます。
適性検査の点数と、報告書点を合わせたうえで、最終的には学校側の総合的な判断により合否が決定されます。
神奈川県 特例措置による受検まとめ
2月に適性検査を実施した東京都と千葉県でも、特例による検査が行われていますが、合否の方法などそれぞれ違っていますね。
神奈川県公立中高一貫校5校で共通の適性検査を実施するということですが、一体どのような問題となっているのか非常に気になります。
受検の時程によると、1科目45分間のみ、となっているので、おそらく都立中の適性検査ⅠとⅡを融合したような形式になっているのではないかと想定します。
どれくらい前からこの問題を準備していたのかわかりませんが、果たして本当に適性を測ることができる問題となっているのでしょうか。
募集定員については神奈川県は公開していないようですが、おそらく、必ずしも合格者が出るわけではないと思われます。
ちなみに、東京都の公立中高一貫校11校では、46名が特例による検査を受けていますが、神奈川県公立中高一貫校5校では、15名なので、単純にやはり東京都の方が新型コロナウィルス感染症の拡大度合が高いということがわかりますね。