公立中高一貫校のはてなブログ

このブログは、全国の公立中高一貫校の受検について考察するブログです。 受検倍率や大学合格実績のデータ収集、適性検査問題の分析、受検勉強法、教材(進研ゼミ、Z会、ブンブンどりむ)や塾(ena、日能研、栄光ゼミ)の体験談口コミを紹介しています。 2019年に都立中高一貫校に合格しました。

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Z会 2022年 東京都 公立中高一貫校 合格者数 391名 2021年 2020年 比較表

2022年3月31日にZ会が公開した東京都の公立中高一貫校の受検合格者数をご紹介します。

また、2020年、2021年にかけての合格者数も比較してみます。

 

目次

 

Z会 2020年~2022年 東京都公立中高一貫校 学校別合格者数   

Z会 2020年~2022年 都立中高一貫校 合格者数

合格者数は、2022年3月31日の時点でホームページに公開されている合格者数です。

2021年、2020年は、教材案内のパンフレットに記載されていた合格実績者数からの情報となります。

 

Z会の2022年の東京都内公立中高一貫校全体での合格者数は391名となりました。

 

昨年から22名、6%の増加となっています。

 

増加しているのは、両国、白鴎、大泉、武蔵、桜修館、南多摩、三鷹です。

両国と大泉については募集定員を増やしたことが大きく影響していると思われ、大泉は大幅に増加しています。

 

一方、九段中、富士、小石川、立川国際が昨年より減少してしまいました。

富士と小石川については誤差の範囲と思いますが、九段については大きな減少となっていますが、原因は不明です。

 

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次に3年間の推移でみてみます。

2020年に418名だった合格者数は、2022年で391名となり、若干減少しているものの、誤差の範囲とも考えられそうです。

 

しかし、昨年の武蔵と富士、今年の両国と大泉が募集定員を増加させ、2020年比で160名の定員増加をかんがえると、一昨年と比べて合格者数は実質的に減少していると言えそうです。

 

こうなると、来年は白鴎で募集定員が増加しますが、やはり実質的な合格者数減という結果となってしまうのではないかと予想されます。

 

Z会の場合、クラブ活動や習い事と受験の両立を目指すために、塾に通わずに自宅学習を行う子をターゲットにしていると思われます。

2020年の三鷹中の合格者数59名という多さは、サッカーなどのクラブ活動が盛んな同中学への受検を目指す層を上手く取り込んでいた結果だとと推測されていました。

 

しかし、この2年間でZ会からの合格者数は減少傾向にあります。

これは、残念ながら自宅学習での合格が、塾に通って合格することよりも難しくなってきているということの表れではないかという見方もできます。

 

ただし、そもそもZ会が公表している数字は、通信講座を受講している生徒だけでなく、Z会系列の学習塾での合格者数をカウントしている可能性が高いので、上記の見方は的外れな指摘かもしれません。

 

 

www.tetsutyler.com

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