自宅学習で公立中高一貫校の合格を目指している我が家が、Z会、進研ゼミ(チャレンジ)、ブンブンどりむを実際に取り組んでみて比較し、わかったことをレポートします。
進研ゼミ(チャレンジ)、Z会、ブンブンどりむ、それぞれの小学5年生の適性検査対策講座、作文講座の4月号を比較してみた内容となります。
目次
【適性検査対策】Z会・進研ゼミ・ブンブンどりむ 小5 4月号 比較表
※ Z会は適性検査と作文対策が別講座となっています。
※ 料金は毎月払いの金額です。複数月をまとめて支払う場合は安くなります。
【適性検査・作文】Z会・進研ゼミ・ブンブンどりむ 小5 4月号 比較まとめ
国語・算数・理科・社会
Z会は、4教科別ではなく、教科融合型の学習で実際の中学入試で出題された問題をアレンジした出題となっており、難易度はかなり高めです。
残り2社と比較すると、適性検査の基礎は十分できていて、実践に近い問題を取り組みたいという方に向いている内容だと思いました。
都立中高一貫校適性検査でいうと、適性検査Ⅱの内容にあたる学習になっていると感じました。
ただしテキストの問題は、さいたま市立浦和中、京都府立洛北中の問題でした。
進研ゼミ(チャレンジ)については、適性検査の問題を4教科別に分割して学習する感じです。
4月は4教科ともかなり基礎的な学習内容となっており、難易度は易しめでした。
練習問題の最後の動画に登場する先生が面白い授業をしてくれるので飽きずに勉強できる感じです。
他の2社にはない教科として算数の学習があります。
計算問題ではなく思考力が必要なので初見だとやや難しいと感じるかもしれません。
他の2社と比較して、適性検査の基礎を学びたいという方向けという感じです。
ブンブンどりむについては、4月号については作文のみで教科についての学習教材はありませんでした。
ブンブンどりむには、「月刊ニュースが分かる」が副教材としてついているので、こちらを読むことで社会科の勉強をしていると言えなくもありません。
全体的に、各社ともに学年のスタート時期の学習内容ということで基礎的な内容となっている印象です。
教科の学習範囲についても、理科についてはZ会も進研ゼミ(チャレンジ)も、生物についての問題というところが共通していますが、内容が被っているわけでは無いので、同時に受講しても大丈夫です。
逆に、どれか1社に絞って受講だと、カバーしていない学習範囲が出てきてしまう感じがしました。
作文対策
Z会については、自己紹介をしよう、というテーマになっています。
こちらは我が家は受講していないため、内容は不明です。
進研ゼミ(チャレンジ)については、自分の考えを体験を交えて作文するという内容で、作文の手順を丁寧に教えてくれています。
第1回から3回に分けて、文章の読み取り、作文に書くテーマ決め、作文の構成の考え方を考える、という流れでした。
4月号は赤ペン先生への添削課題も作文だったので、かなりのボリュームだったと思います。分量だけで言えば、作文の単元だけでブンブンどりむ1カ月分の分量があった感じです。
ブンブンどりむは、「正しい文を書く」「文末を統一して書く」という知識を学ぶ回と、「自分をPRする」「自分の体験を書く」という作文の具体的な作業を学ぶ回に分かれている漢字でした。
ページ数は多いものの、漫画を使った出題形式なので、体感時間にすればそんなに長いと感じずに取り組めると思います。
料金
4月号の内容、分量などを比較した結果、料金のコスパは、進研ゼミ(チャレンジ)が高いと感じました。
毎月内容や分量は変化するので、今月はこのような結果でしたが、来月はまた違った結果になると思います。
各社の学習内容詳細まとめ記事
各社の4月号の詳細内容については、以下の別記事でレポートしていますので、参考にしてみてください。