公立中高一貫校のはてなブログ

このブログは、全国の公立中高一貫校の受検について考察するブログです。 受検倍率や大学合格実績のデータ収集、適性検査問題の分析、受検勉強法、教材(進研ゼミ、Z会、ブンブンどりむ)や塾(ena、日能研、栄光ゼミ)の体験談口コミを紹介しています。 2019年に都立中高一貫校に合格しました。

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Z会小学5年生「公立中高一貫校適性検査対策コース」5月号の口コミ 感想 難易度 分量 ご紹介

Z会小学5年生「公立中高一貫校適性検査対策コース」5月号の口コミ、感想、難易度、メリット、デメリットをレポートします。

 

自宅学習で公立中高一貫校の合格を目指している方、Z会の適性検査コースをご検討中の方のご参考になればと思います。

 

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目次

Z会小5公立中高一貫5月号口コミ 第1回「地図を読み取る」

5月号では第1回で「情報整理・運用力」をやしなうということで、「地図を読み取る」という課題に取り組みました。

 

内容としては、地図から読み取れることを答えさせるというタイプの問題です。

 

最初に例題1,例題2のふたつの例題が出題されます。

 

例題1は、地図記号と方位の読み方についての問題。

例題2は、等高線と山の形についての問題。

いずれも自分の言葉で説明するための文章を、穴埋め形式で完成させるという構成でした。

 

練習問題は、大問が2問で、それぞれ小問2問という構成になっています。

大問1については、地図から地図記号と方位を読み取り回答する問題。

大問2については、山の断面図、方位、2点間の実際の距離を計算させる問題でした。

 

この練習問題1問目は、宮城県公立中高一貫校の過去問をZ会用に改編したものでした。

 

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Z会小5公立中高一貫5月号口コミ 第2回「計算のきまりとくふう」

5月号の第2回は「教科基礎力」をやしなうということで、「計算の決まりと工夫」という課題に取り組みました。

 

内容としては、算数の計算基礎を高めるタイプの問題でした。

 

最初に例題1,例題2、例題3が出題されます。

 

例題では、長~い式の計算問題を、いかに工夫して簡単な式に置き換えるのかということ考える問題です。

工夫の計算をするための手順を穴埋め形式で問いかけ、ステップを踏んで工夫の考え方を身に着けるようになっています。

 

例題3は、四則演算ではない特殊な記号を用いて、その計算の規則を発見させるタイプの問題でした。

例えば、「10☆2=100、5☆3=125のとき、4☆2=?」なら、☆のあとの数だけ、☆の前の数を掛ける、ようは自乗・平方するという規則になっているということを発見させるタイプの問題でした。

 

例題のあとは、練習問題が1問となっています。

 

練習問題は、大問が1問に小問2問、それから小問2問という構成になっています。

大問1については、レジでおつりのコインを最小限でもらうための支払い方を考える問題。

 

2問目は、数字を入れると別の数字になって出てくる装置をいくつか組み合わせ、最終的に出てきた数字の結果をもとに、「装置の仕組み=計算の規則」を考えさせる問題。

 

この練習問題の1問目は、石川県立金沢錦丘中学校の過去問をZ会用に改編した問題でした。

 

問題の条件を読み取るということだけでなく、そこから規則を導き出さなければならないという難しさがある問題でした。

 

 

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Z会小5公立中高一貫5月号口コミ てんさく問題

添削問題は大問2問で、第1回で学んだ「地図を読み取る」と、第2回で学んだ「計算のきまりとくふう」の学習内容を問う問題でした。

 

大問1では、示された地図を使って。指定の場所への道順を記述させる問題が1問。

地図上の地形が、実際の風景としてどのように見えるのか、山の形を答えさせる問題が1問。

地図上の長さから実際の距離を計算させる問題。

などなど、その他に3問ありました。

 

会話文の内容は分かりやすい内容で誰が何の発言をしているかの整理も必要なく、レベルとしては標準かやや易しい問題と感じました。

 

大問2では、計算の工夫をさせる計算問題が3問でした。

例題とほぼ同じレベルの問題で、学習の確認的な出題だったと思います。

 

大問3は、練習問題ででてきた「数字を入れると別の数字を出す装置」についての問題が、計算の規則を少し変えて出題されました。

 

大問3問とも、Z会オリジナルの問題だと思われます。

大問1,2については、公立中高一貫校全般の適性検査としてはあり得る問題だと思いますが、基礎学力の確認といった感じでした。

 

大問3が、都立中高一貫校の適性検査Ⅲで出題されるような形式の問題だと思いますが、本番の適性検査と比べると条件文が短くて理解しやすいものになっていると思います。

小学5年生5月という適性検査の学習スタート時期ということでだということを考えると、まずはこのレベルの問題から慣れていくべきだということなんだと思います。

 

問題の質・レベルはちょうど良いと感じましたが、知識を定着させるための学習量・問題量としては物足りなさがあり、何度か繰り返して取り組む必要があると感じました。

 

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