東京の公立中高一貫校、東京都立桜修館中等教育学校の大学合格実績のデータをまとめてみました。
データは2021年~2022年(令和4年度)の最新のものです。
すべての国公立大学の合格者を記載しているわけではなく、主に関東の大学を中心に私が主観的に抜粋した大学のみ表記していますのでご了承ください。
目次
2021年~2022 桜修館中等教育学校の難関国公立大学合格者数
都立桜修館高の難関国公立大学合格 分析
2022年の難関国公立大への合格者数は43名で、2021年の39名から4名増加となっています。
その他の国公立大学への合格者は、昨年から1名減の19名となっています。
しかし、国公立大学合格者数としては、2021年の59名から2022年の62名ということになり、3名増となっています。
ちなみに、難関大への62名合格という数字は、2022年の都立中高一貫校11校の中で5番目の合格者数となっており、昨年より順位を上げています。
細かく中身を見てみます。
東大への合格者は2022年はゼロとなりました。
桜修館は、ここ数年、毎年、東大へ合格者を出していましたし、2020年は小石川に次ぐ2番目に多い9名の合格者だったので、ゼロというのは少し驚きです。
しかし、一橋大、北海道大、東京工業大など、難関大の中でも最難関といわれる大学への合格者が増加しているので、東大ではなく別の大学を受験する生徒が多かったというこ都なのではないかと予想されます。
また、国公立大、難関国公立大への合格者数が増加していることから、東大への合格者がゼロといっても心配するような状況ではなさそうです。
また桜修館中の1学年の生徒数は約160名と考えられますが、そうなると2022年の国公立大学への合格率は、「62 ÷ 160 = 0.387...」となり、全体の約40%にあたると考えられます。
さらに、難関国公立大学への合格率となると、「26 ÷ 160 = 0.268...」となり、約25%となります。
桜修館中に入学し、上位40%の成績を維持できれば国公立大学への合格が見えてきて、さらに上位25%に入ることができれば、難関国公立大学が視野に入ってくるという感じですね。
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