東京の公立中高一貫校、東京都立大泉高等学校附属中学校の大学合格実績のデータをまとめてみました。
データは2021年~2022年(令和4年度)の最新のものです。
すべての国公立大学の合格者を記載しているわけではなく、主に関東の大学を中心に私が主観的に抜粋した大学のみ表記していますのでご了承ください。
目次
2021年~2022年 都立大泉高校の難関国公立大学合格者数
都立大泉高の難関国公立大学合格 分析
2022年の難関国公立大への合格者数は13名で、2021年の32名から19名減と大きく減少となっています。
その他の国公立大学への合格者は、昨年から2名減となっています。
結果として、国公立大学合格者数としては、2021年の64名から2022年の43名ということになり、21名減となっています。
ちなみに、難関大への43名合格という数字は、2022年の都立中高一貫校11校の中で10番目の合格者数となっており、昨年より順位を落としています。
細かく中身を見てみます。
東大への合格者が今年は2名となりました。
大泉は、ここ2年、東大へ5名の合格者を続けていましたが、全体の合格者減少と連動するように減少してしまいました。
また、東大以外の難関国公立大についても、1名かゼロという合格者となっており、昨年に比べてかなり厳しい結果となっています。
難関国公立大以外の国公立大への合格者数はさほど変わらず横ばいという感じなので、難関校へチャレンジした生徒が涙をのんだのではないかと予想されます。
大泉中の1学年の生徒数は約200名と考えられますが、そうなると2022年の国公立大学への合格率は、「43 ÷ 200 = 0.215」となり、全体の約20%にあたると考えられます。
さらに、難関国公立大学への合格率となると、「13 ÷ 200 = 0.065...」となり、約5%となります。
大泉中に入学し、上位20%の成績を維持できれば国公立大学への合格が見えてきて、さらに上位5%に入ることができれば、難関国公立大学が視野に入っているという感じですね。
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