簡単に作れて楽しく学べる「電池、磁石、コイルで作るリニアモーターカー」の作り方をレポートします。
材料は百均とホームセンターで揃えられる部材だけ。
大人の力を借りることなく、子どもだけで作ることができます。
実際に作ってみた感想、失敗談、成功ポイントなどをまとめてみました。
こらから夏休みの自由研究にいかがでしょうか?
目次
コイルリニアモーターカー 材料
①銅線 0.9mm 長さ5m 168円
②ネオジム磁石 φ12mm✕3mm 303円 ✕ 2個
φ10mm✕4mm 303円 ✕ 2個
本当は、同じサイズのネオジム磁石が4つあればいいんですが、お店で売っていなかったので、しかたなく似たようなサイズのものを2つずつ購入しました。
③単4乾電池 4個 100円
④つっぱり棒 φ14mm✕600mm 100円
コイルリニアモーターカー 作り方
①電池の両端に磁石をくっつけます。
②突っ張り棒の片側のストッパーを外し、銅線を巻き付けていきます。
銅線は軽い力で曲げ伸ばしできるので、子どもの力でも十分作業できます。
5mの銅線を巻き付けるのに、だいたい2,3分くらいでできてしまいます。
出来る限りきつく、隙間なく、均一に巻き付けていきます。
完璧でなくてもいいんですが、きつく、均一に巻き付けた方が、リニアモーターカーの動きは良くなります。
巻き付けて数十分ほど置いておけば形状が安定するので、突っ張り棒を引き抜いてコイルの完成です。
コイルリニアモーターカー 走らせてみた動画
nubupede on Twitter: "自由研究として「手作りリニアモーターカー」を作りました。 https://t.co/JLQ9Bjzl6Q" / Twitter
自由研究として「手作りリニアモーターカー」を作りました。 pic.twitter.com/JLQ9Bjzl6Q
— nubupede (@nubupede) 2022年7月18日
見事に走りました。
あとはコイルを巻きまくってコースを延ばしたり、リニアの原理を調べてノートにまとめたりすれば、自由研究の完成です。
コイルリニアモーターカー 走らない原因
自作したコイルリニアモーターカーが走らない!という時の原因の一つが、磁石の厚みです。
最初私も、ネオジム磁石なら厚みは何でもよいだろう、と考え、百均で厚さ1mmのネオジム磁石を10個ほど買ってきて作りました。
電池の左右に5個ずつ付けてみたのですが、磁力が働いているような振動はあるのですが、リニアは前に進んでいくことはありませんでした。
磁石の厚みを3mmと4mmに変えてみたところ、上手く前進していったので、リニアが動かなかった原因は磁石の厚みだということになります。
どうやら、磁石が薄すぎると上手く磁力が働かないようです。
また、銅線の太さも0.9mm以下の細さだと、数回走らせたら簡単に形が崩れてしまいます。
逆に0.9mmよりも太いと、巻くときに大変なので、0.9mmの太さがベストだと思います。