公立中高一貫校のはてなブログ

このブログは、全国の公立中高一貫校の受検について考察するブログです。 受検倍率や大学合格実績のデータ収集、適性検査問題の分析、受検勉強法、教材(進研ゼミ、Z会、ブンブンどりむ)や塾(ena、日能研、栄光ゼミ)の体験談口コミを紹介しています。 2019年に都立中高一貫校に合格しました。

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進研ゼミ 公立中高一貫講座小5の7月号やってみた口コミ 評判 感想 内容 難易度 分量 ご紹介

進研ゼミ(チャレンジ)公立中高一貫講座の小学5年生「考える力プラス講座」7月号のやってみた口コミ、評判、感想、難易度、分量、メリット、デメリットをレポートします。

 

自宅学習で公立中高一貫校の合格を目指している方、進研ゼミ(チャレンジ)小学5年生「考える力プラス講座」をご検討中の方のご参考になればと思います。

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目次

進研ゼミ 公立中高一貫講座小5の7月号 本誌テキスト

【算数】条件を整理して考える

7月号第1回は算数で、いわゆる「組み合わせ」についての学習でした。

 

組み合わせそのものは都立中の適性検査に出題されるということはありませんが、その他の公立中高一貫校では出題されることもあるようです。

都立中高一貫校の適性検査でも、考え方としては必要な基礎知識となりますので、おさえておくべき「受験算数」だと思います。

 

【算数】てんびんを使った問題

第2回では、てんびんを使った重さを調べる問題で、練習問題では、京都市立西京高等学校附属中学校の過去問からの出題でした。

 

例題では、2012年の長野県屋代高等学校附属中学校、岩手県立一関第一高等学校附属中学校の問題から出題されていました。

 

実際の受検問題ではありますが、難易度としてはあまり高くない一般レベルの問題です。

 

【理科】月と星の形や動き

第3回は理科、月や星の動きについての学習でした。

 

内容的には理科の中学受験レベルの知識に寄った問題ですが、内容的には教科書に出ている内容なので、適性検査でも出題される可能性はあります。

 

天体の動きの中で、月の満ち欠けや見かけの動きは一番ややこしいところなので、何度も繰り返して覚えていく必要があると思います。

 

例題は京都府立園部高等学校附属中学校、石川県立金沢錦丘中学校の過去問からの出題でした。

 

【社会】農産物の出荷量と価格

第4回は社会、先月号に続き「農産物の出荷量と〇〇」ということについての学習でした。

先月は〇〇の部分が「気候」でしたが、今月は「価格」についての問題でした。

複数の資料からデータを読み取り、質問に記述式で回答するという、少し難易度の高い内容になっています。

 

例題は、2011年の和歌山県立中学の問題からの出題でした。

提示された3つの資料をもとに、夏と冬の産地と入荷量についてわかることを記述させる問題です。

 

「わかること」とありますが、実際には「比較した差」や「共通点」などを答えなければならず、回答の書き方のルールそのものがわかっていないと、稚拙でわかりにくい文章になってしまうので、注意が必要です。

 

続いて第5回では、「くらしと電気エネルギー」についての問題でした。

やることは第4回と同様、複数の資料から読み取れたことを整理して、1年間の電気使用量が変化した理由を答えさせる問題です。

Z会オリジナルの問題で、難易度としては基礎レベルだと思います。

 

【作文】内容のまとまりごとに段落を分けて書こう

今月の作文の学習テーマは、段落ごとに分けて書こう、というものでした。

 

公立中高一貫校の適性検査では、400文字以上の作文を書かせる問題が出題されるのが一般的です。

書く内容は大きく3つ、「自分の主張」「主張の理由(具体的な例)」「結論」というような感じになります。

ですので、段落は最低でも3段落に分かれるので、段落ごとに内容をまとめる訓練が必要です。

 

今回は、そのための基礎的な学習という感じでした。

 

進研ゼミの「考える力プラス講座」の作文では、毎月提出するような添削問題がないので、親が作文を見てあげる必要があります。

作文をてんさくするのは大変ですが、「答えと考え方の本」に、てんさくのポイントや、解答例となるお手本の作文も載っているので、参考にしながらてんさくすると、案外なんとかなります。

 

 

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進研ゼミ 公立中高一貫講座小5の7月号 赤ペン先生の問題「適性検査」

今月の赤ペン先生の問題は、適性検査でした。

本誌のテーマと同じく、「条件を整理して考える」「月と星の形や動き」「価格と出荷量」についてというものでした。

 

「条件整理」については、静岡県立中学共通の問題からの出題でした。

組み合わせの問題は、表に整理して書く、ということが基本ですが、これができておらずわが子は間違えていました。

 

「月と星の形や動き」「価格と出荷量」についても、本誌テキストとほぼ同じような問題が出題されていたので難易度も普通でした。

 

平均点も高かったので、基礎レベルの知識として定着させておきたい内容だと思います。

 

小学5年生7月号 実力完成ワーク

適性検査

本誌テキストで学んだ「てんびんを使った問題」が少し難易度が高い問題でした。

 

2011年の千葉市立稲毛高等学校附属中学校の問題で、4種類の重さがちがうおもりを天秤に乗せ、つり合い具合から、それぞれの重さを割り出していくというものです。

 

多少、試行錯誤しながらいずれも今の適性検査の問題からするとかなり基礎学力の確認的な内容になっているので入試の練習という感じではないですが、今月号で学んだことの確認という意味ではちょうど良い内容だったと思います。

 

作文

本誌テキストで学んだ、段落構成を意識しながら、「自分のクラスの先生を紹介する作文」に取り組む問題でした。

 

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実力完成ワーク 読み取りトレーニング「算数」

算数については、本誌テキストで取り組んだ問題の基礎固め的な内容が出題されました。

ヒントをもとにカードに書かれた数字をあてるという問題です。

 

実力完成ワーク 読み取りトレーニング「理科」

理科は、全国主要都市の天気の特徴を、折れ線グラフから読み取ることに挑戦しようというものでした。

本誌テキスト「社会」でやった資料の読み取り問題を理科に転用したような問題で、レベル的には基礎的な物だったと思います。

 

実力完成ワーク 読み取りトレーニング「国語」

本誌テキスト、赤ペン先生の問題とはテーマが違い、文章読解の際に重要となる「文章の要約」に挑戦する問題でした。

 

平松サリー氏「おもしろい!料理の科学」からの抜粋を読んで、その内容を数行の文章にまとめるという問題ですが、文章の構成部分はすでに書かれていて、重要な語句だけを穴埋め形式で完成させればよく、難易度的にはかなり簡単な内容でした。

 

進研ゼミ 公立中高一貫講座小5の7月号 口コミ評判まとめ

7月号もこれまでの月号と同様、適性検査そのものの対策というよりは、基礎学力固めという感じでした。

 

4月から7月まで、四半期が過ぎてここまでのおさらいもしておきたいところですね。

 

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