Z会小学5年生「公立中高一貫校適性検査対策コース」7月号の口コミ、感想、難易度、メリット、デメリットをレポートします。
自宅学習で公立中高一貫校の合格を目指している方、Z会の適性検査コースをご検討中の方のご参考になればと思います。
目次
- Z会小5公立中高一貫7月号口コミ 第1回「道順を考える・行動計画を立てる」
- Z会小5公立中高一貫7月号口コミ 第2回「きまりにしたがう」
- Z会小5公立中高一貫7月号口コミ てんさく問題
- Z会小5公立中高一貫7月号口コミ まとめ
Z会小5公立中高一貫7月号口コミ 第1回「道順を考える・行動計画を立てる」
「課題解決力」をやしなうということで、「道順を考える・行動計画を立てる」という課題に取り組みました。
例題として以下の2つの文書を作成することに挑戦しました。
①地図をもとに、目的地までの道順を正しく説明する
②先生の指示をもとに、社会科見学の行動計画を記述する
練習問題では、例題からの応用として以下の2つが出題されました。
①愛媛県立中高一貫校共通の過去問から、道順を説明する問題
②Z会オリジナルの問題で、町の様子を紹介するポスター作りについての問題
記述の内容に語彙力と発想力が必要な問題です。
かなり社会科に寄った問題で、問題の形式としては文章中の穴埋め問題なので、基礎的なレベルの問題になると思います。
実際の適性検査では、ここに理科や算数の問題が加わってきて複雑になる感じです。
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Z会小5公立中高一貫7月号口コミ 第2回「きまりにしたがう」
7月号の第2回は「論理的思考力」をやしなうということで、会話文の中で紹介された法則や規則を使って解くタイプの問題です。
内容としては、算数の適性検査の基礎レベルアップを図るタイプの問題でした。
例題では、「2進法」「点字」の考え方を利用して、順番や文字を解読するという問題に取り組みました。
練習問題は、沼津市立沼津高等学校中等部の問題を改編した問題から出題されていました。
整数をあるきまりに従って表と●で表した場合、「14」はどのように表すか、という問題でした。
レベル的にはかなり基礎的な問題で、実際の適性検査では、このきまりを使っての応用問題があと2問ほど続く感じだと思います。
2問目は、Z会オリジナルの問題で、手話のような指を使ったサインによってあらわされる数のきまりが提示され、そこから、ある指文字が表す数を答えるという問題でした。
こちらはさきほどより少し応用が利いた問題となっていました。
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Z会小5公立中高一貫7月号口コミ てんさく問題
添削問題は大問2問で、第1回で学んだ「道順や行動計画を考える」と、第2回で学んだ「きまりにしたがう」の学習内容を問う問題でした。
大問2問とも、Z会がオリジナルで作成した問題だと思われます。
大問1は、祖父母の家までの旅行計画と、道順のたどり方を答えさせる問題でした。
会話文の長さ、資料の細かさ、記述の文字数など、都立中の適性検査に似通った形式で良問だと感じました。
問題文をよく読まずに解いてしまったわが子は、は5問中2問間違えていました。
大問2は、棒線によって表される数字を考えるという問題でした。
ひっかけや応用などはない素直な問題だったので、きまりを見つけやすく、難易度として低かったかなと感じました。
Z会が設定する目標得点は「72点」でしたが、個人的な感想としては、都立中高一貫校への合格を目指すなら、85点以上が最低ラインなのではないかと思います。
Z会小5公立中高一貫7月号口コミ まとめ
問題文をしっかりと読んでいないため、指定された条件を漏らして回答してしまうというありがちな罠にかかっていることが多いです。
長い会話文の場合、どうしても不要だと思ったセリフなどは読み飛ばしてしまいたくなるのはわかるのですが、今月号ではそれがミスにつながって添削問題でも点数を落としていたので、ここが適性検査の問題の一つのポイントとなるところなので、ちゃんと矯正していきたいと思います。
7月号までのところでは、文章自体が難解で理解できない、というレベルの問題はなかったので、今のうちに初歩的なミスは潰しておきたいです。
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