東京の公立中高一貫校、東京都立武蔵高等学校附属中学校の大学合格実績のデータをまとめてみました。
データは2021年~2022年(令和4年度)の最新のものです。
すべての国公立大学の合格者を記載しているわけではなく、主に関東の大学を中心に私が主観的に抜粋した大学のみ表記していますのでご了承ください。
目次
2021年~2022年 都立武蔵高校の難関国公立大学合格者数
都立武蔵高の難関国公立大学合格 分析
2022年の難関国公立大への合格者数は51名で、2021年の53名から2名減と若干減少となっています。
その他の国公立大学への合格者は、昨年から13名減となっています。
結果として、国公立大学合格者数としては、2021年の103名から2022年の88名ということになり、15名減となっています。
ちなみに、難関大への51名合格という数字は、2022年の都立中高一貫校11校の中で3番目の合格者数となっており、昨年より順位を落としています。
細かく中身を見てみます。
東大への合格者が今年は11名となりました。
ここ数年、東大へ9名と二桁に届かない合格者を続けていましたが、ついに二桁の合格者数となりましたね。
東大以外の難関国公立大については、ほぼ前年より数字を落としてしまっていますが、最難関校である東大への合格実績というのはやはり目立ちます。
国公立大学への合格者数全体では、昨年、初めて100名を越えたのですが、2022年は残念ながら88名となっています。
武蔵中の1学年の生徒数は約180名と考えられますが、そうなると2022年の国公立大学への合格率は、「88 ÷ 180 = 0.488...」となり、生徒数の約半数にあたると考えられます。
さらに、難関国公立大学への合格率となると、「51 ÷ 180 = 0.283..」となり、約30%となります。
武蔵中に入学し、だいたい真ん中くらいの成績を維持できれば国公立大学への合格が見えてきて、さらに上位30%に入ることができれば、難関国公立大学が視野に入っているという感じですね。
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