東京の公立中高一貫校、東京都立富士高等学校附属中学校の大学合格実績のデータをまとめてみました。
データは2021年~2022年(令和4年度)のものです。
目次
2021年~2022年 都立富士高校の難関国公立大学合格者数
都立富士高の難関国公立大学合格 分析
2022年の難関国公立大への合格者数は19名で、2021年の20名から1名減となっています。
一方、その他の国公立大学への合格者は、昨年から5名増となっています。
結果として、国公立大学合格者数としては、2021年の43名から2022年の47名ということになり、4名増となっています。
国公立大学への47名合格という数字は、2022年の都立中高一貫校11校の中で9番目の数字となっており、昨年は10位だったので1ランクアップです。
ちなみに、難関大への19名合格という数字は、2022年の都立中高一貫校11校の中で10 番目となっており、昨年は11位だったので1ランクアップです。
2022年の合格者数を各大学ごとに細かく中身を見てみます。
東京大学への合格者は2名となりました。
昨年は1名の合格者でしたので前年を上回る結果です。
難関校の中では合格者数を伸ばすことはできませんでした。
しかし、その他の国公立大学への合格者数が増えています。
ここからは、国公立大学への合格率を見ていきましょう。
富士高校の1学年の生徒数は約180名と考えられますが、そうなると2022年の国公立大学への合格率は、「47 ÷ 180 = 0.261...」となり、約25%、生徒数の約1/4にあたると考えられます。
さらに、難関国公立大学への合格率となると、「19 ÷ 180 = 0.105..」となり、約10%となります。
富士中に入学し、上位1/4くらいの成績を維持できれば国公立大学への合格が見えてきて、かなり頑張って上位10%に入ることができれば、難関国公立大学が視野に入っているという感じですね。
集計データについて
すべての国公立大学の合格者を個別に集計しているわけではなく、主に関東の大学を中心に私が主観的に抜粋した大学のみ、個別集計した数字を表記しております。
それ以外の国公立大学は「その他の国公立大」としてまとめて集計しています。
合格者数に現役と既卒の区別はありません。
また、集計は3月ごろに行っています。
その後に追加発表された合格者数についてはできる限りデータに反映していますが、すべてを反映しきれていないことがありますのでご容赦ください。
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