Z会小学5年生「公立中高一貫校適性検査対策コース」12月号のやってみた口コミ、感想、難易度、メリット、デメリットをレポートします。
自宅学習で公立中高一貫校の合格を目指している方、Z会の適性検査コースをご検討中の方のご参考になればと思います。
目次
- Z会小5公立中高一貫12月号口コミ 第1回「漢字・言葉の基礎知識」
- Z会小5公立中高一貫12月号口コミ 第2回「身の回りの科学」
- Z会小5公立中高一貫12月号口コミ 第3回「復習問題」
- Z会小5公立中高一貫12月号口コミ 特別回「難関校対策」
- Z会小5公立中高一貫校適性検査 12月号口コミ てんさく問題
- Z会小5公立中高一貫校適性検査12月号口コミまとめ
Z会小5公立中高一貫12月号口コミ 第1回「漢字・言葉の基礎知識」
教科基礎力をやしなうということで、「漢字・言葉の基礎知識」についての課題に取り組みました。
例題では、ことわざを用いて短文を作成することに取り組みました。
練習問題は、沼津市立沼津高校中等部の過去問からの出題で、コミュニケーションを取ることの必要性について、コミュニケーションという言葉の意味が分かるように説明させる問題に取り組みました。
また、四字熟語の意味を理解し、短文を作成する問題に取り組みました。
いずれも言葉の知識を問う問題なので、どちらからというと私立受験寄りな問題ですが、このレベルの知識は学校で習う知識ということなんでしょうね。
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Z会小5公立中高一貫12月号口コミ 第2回「身の回りの科学」
情報整理・運用力をやしなうということで、理科に関する課題です。
例題では、水の入った紙皿を下から火であぶることで、熱の伝わり方について考える問題でした。
練習問題では京都府立洛北高等学校附属中学校の過去問題からの出題で、ペットボトルに入った空気が暖められたことによって引き起こされる変化について問われる問題でした。
解答に字数制限があり少し難易度が高かったようです。
Z会小5公立中高一貫12月号口コミ 第3回「復習問題」
今月も例月より1講座多く、第3回が用意されています。
教科基礎力をやしなうため「環境問題」の演習に取り組みました。
例題では、ごみ問題の定番、3Rについて説明させる問題に取り組みました。
また、情報整理・運用力をやしなうため「複数の情報をまとめる」の演習に取り組みました。
自宅から目的地までの交通機関の経路と料金についての問題や、予定の時刻までに目的地へ到着するための時刻表問題などに取り組みました。
Z会小5公立中高一貫12月号口コミ 特別回「難関校対策」
今月も例月よりもさらに1講座多く、難関校対策講座が第4回として用意されています。
都立中高一貫校では適性検査Ⅲでよく出題される系統の問題です。
箱の中から数字の書かれたカードを取り出してコマを進めていく「すごろくゲーム」による問題に取り組みました。
ゲームのルールについて、長い説明文と図を読み解いて理解すること、問われていることについての解答を思考すること、計算的な作業を必要とすることなどが必要で、難易度はそれほど高くありませんでしたが、適性検査Ⅲのポイントとなる要素が取り入れられている良問でした。
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Z会小5公立中高一貫校適性検査 12月号口コミ てんさく問題
添削問題は大問3問で、第1回で学んだ「漢字・言葉の知識」と、第2回で学んだ「身の回りの科学」の学習内容の定着度を問う問題でした。
大問1は、同音異義語についての問題、大問2は、熟語を使ったゲームの問題、大問3は、お餅が膨らむ原理についてと、テーブルの上に置いたお椀が動く理由について答える問題でした。
第3回と特別回があってボリュームが多かったからなのか、添削問題はあっさりとしていた印象です。
Z会小5公立中高一貫校適性検査12月号口コミまとめ
新しい問題と、過去の復習を合わせて4回分の適性検査に取り組めるということでボリューム満点の内容でした。
情報整理・運用力の問題は、解き方をマスターするのが大変で色々なパターンを練習する必要があるので、今回の復習で取り組めてよかったです。
解き方のマスターと言っても、算数の公式のようなものとは違い、面倒な作業を積み重ねていくというようなものなので、考えたり試行錯誤したりすることを嫌がらずに取り組めるかどうか、という訓練という感じです。
一度では理解しきれないので、これも繰り返し解き直しをしてマスターしてもらいたいと思います。
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