自宅学習で都立中高一貫校を目指す小学5年生が、Z会中学受験コース「算数」1月号をやってみた内容を口コミ的にまとめました。
1月号は「応用力をつける問題3・4」でした。
1回目と2回目の2段階の構成になっていて、それぞれ以下のような5単元に区分けされていました。
これまでに学んだ単元の復習問題の続きです。
1回目
第1回:対称
第2回:図形の切断
第3回:回転移動
第4回:円の移動
第5回:復習問題
2回目
第1回:ニュートン算
第2回:音と光
第3回:ダイヤグラム1
第4回:ダイヤグラム2
第5回:復習問題
目次
Z会中受算数5年1月号1回目 「応用力をつける問題3」
まず1回目。
図形を扱った問題を中心に応用問題が出題されています。
「対称」は折り紙を折りたたんだ時にできる柄について考える適性検査的な問題もありました。
「図形の切断」は、適性検査で良く出題されるブロックを使った空間認識系問題の基本的な学習になると思います。
復習問題では、適性検査で頻出の「サイコロを転がした時の目の数」問題などもありました。
実際の適性検査のような会話文や長い条件説明などはありませんが、問題そのものは適性検査で出題される問題に近いものがあり、良い練習になったと思います。
Z会中受算数5年1月号2回目 「応用力を付ける問題4」
「ニュートン算」は、仕事算を応用した問題として学習したものですが、なかなか理解が難しく、解き直し必須と思っていたので、ここで取り上げてもらってよかったです。
適性検査でもニュートン算の考えを使った問題は良く出題されています。
「音と光」は、理科的な算数問題なので、出題テーマとしては適性検査で出題されてもおかしくないような問題だと思います。
例えば、船の汽笛が山に跳ね返ってくる音を聞く問題、階段に映った影の長さを計る問題などでした。
「ダイヤグラム」は、ザ・私立中受験算数という感じの問題でしたが、2本のろうそくが燃え尽きるまでの時間の問題などがあり、出題の仕方によっては適性検査で出てきてもおかしくはない内容ではあると感じました。
Z会中受算数5年1月号のまとめ
12月号から引き続き通常の中学受験算数問題を応用した問題に取り組みました。
12月号の問題と同様、「応用」というのが「テクニックや知識だけでは解けない思考力を要する問題」という意味合いのようで、かなり適性検査よりな内容でした。
私立の難関校ではこのような出題傾向が強まっているようなので、そういった勉強をしてきた子が公立中高一貫校を併願してくることを考えると、このレベルの問題に取り組んでおく必要があるということになります。