東京都立中高一貫校の小石川中等教育学校、富士高等学校附属中学校らも参加するサイエンスイベント「Tokyoふしぎ祭(サイ)エンス2022」が2022年4月18日からオンラインで開催されます。
小学生向けの科学実験動画を無料で楽しめるイベントなので、夏休みの自由研究に向けて一足早くゴールデンウィーク期間中に視聴することをおすすめします。
どのようなイベントなのかまとめてみました。
目次
Tokyoふしぎ祭(サイ)エンス2022開催概要
開催日:2022年4月18日(月)~5月15日(日)
開催方法:オンラインによる動画配信
参加費:無料
主催:東京都、東京都公立大学法人
後援:公益財団法人東京都医学総合研究所
公益財団法人東京都環境公社
東京都環境科学研究所
国立研究開発法人 防災科学技術研究所
動画配信予定のサイト:実験・工作動画|Tokyoふしぎ祭(サイ)エンス2022
Tokyoふしぎ祭(サイ)エンスとは
このイベントは、主に小・中学生をターゲットとした、科学技術に関する参加・体験型のイベントです。
2009年からスタートし、2022年度で12回目の開催となります。
2020年と2021年は、新型コロナウィルス感染症拡大を懸念し、開催が中止されましたが、今回はオンライン化することで再開されました。
コンセプトとしては、家庭で準備できる身近な材料を使った実験やサイエンスショーを行うとしているので、動画を視聴しながらご家庭で実践してみてほしいという期待が込められています。
サイエンス動画を配信する団体一覧
以下の大学や法人がサイエンス動画を配信する予定になっています。
東京都立大学
お茶の水女子大学
東京都医学総合研究所
東京都環境科学研究所
東京都水の科学館
国立研究開発法人 防災科学技術研究所
東京都健康安全研究センター
東京都立戸山高等学校
東京都立小石川中等教育学校
東京都立富士高等学校・附属中学校
東京都立科学技術高等学校
東京都立多摩科学技術高等学校
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都立中高一貫校の小石川、富士が参戦
今年は都立中高一貫校の小石川と富士が参戦します。
小石川中等教育学校の配信動画
小石川は3つの動画を配信します。
一つ目は「大爆発!テルミット反応ショー」と題し、激しく熱や光が発生するテルミット反応などのものが燃える反応について、実験ショーを通して紹介するとのことです。
二つ目は「おはしでかいぼう」と題し、家庭でもできる生物の観察方法として、煮魚、焼き魚、蒸し魚など、夕飯の魚料理をもとにしたワークショップをご紹介します。
三つめは「物理研究会活動紹介」で、小石川の物理研究会の中でも、ロボット班、鉄道班の活動を中心に紹介してくれるそうです。
富士高等学校附属中学校の配信動画
一方の富士は、1点集中でサイエンスショーを配信。
「ぶつりぶスイッチ ~想像力と創造力~ 」と題し、富士の物理部物理班が製作したピタゴラスイッチ的なマシーン、ルーブ・ゴールドバーグ・マシーンや、一部をUnityによりデジタル化したものを紹介してくれるそうです。