都立中高一貫校を含む公立中高一貫校の受検で親がやるべきことについてまとめてみます。
受検の年間スケジュールを4月から翌年2月の受検本番まで、4つのタームに分けてご紹介します。
①4月~6月
②7月~9月
③10月~12月
④1月~2月
今回はその①4月~6月編です。
この時期は公立中高一貫校受検スタート時期なので、まずは様々な情報収集をしておく時期になります。
目次
やること① 志望校の情報収集
まずは志望校の情報収集からです。
公立中高一貫校は学校により様々な特徴があり、詳しく調べてみるといろいろな発見があると思います。
親が情報収集をして子どもに伝えてあげることで、その学校に入りたいというモチベーションアップにつなげられます。
受検のスタート時点で目標となる学校へのイメージを膨らませ、受検に向かう姿勢を作ることが大事だと思います。
また、学校の特徴を詳しく調べることで、本当にお子さんに合った学校なのかを見極めておきましょう。
中学時点で外国人向けに英語で日本を紹介するプレゼンテーションをさせるなど、英語に力を入れている学校や、
やること② 学校公開の申込
例年、4月から5月にかけて、受検生向けに授業を公開する「学校公開」を開催している学校が多くあります。
学校公開では、実際に学校の施設を見学したり、生徒たちがどのような授業を受けているのか見学したりすることができます。
学校公開は年間で複数回実施されることが多いですが、日程が決められている上、人数制限がかかっていることがあるためタイミングを逃すと参加できないこともあります。
事前に学校ホームページをチェックするなど、申込開始予定日を押さえておいて、必ず参加できるようにしましょう。
都立中高一貫校の場合、申し込みは学校ごとに行われ、先着順かもしくは抽選となっています。
自分の志望校がどのような申込になっているのか確認しておきましょう。
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やること③ 適性検査模試の申込、受検
適性検査の模試は、春から受検直前まで、複数回受けておくことをおすすめします。
試験慣れは一度や二度で身につくものではないので、早い段階から少しずつ慣れておいた方がいいと思います。
適性検査の設問の形式、回答時間のペース配分などは、何度か受検してみないと分からないことがあります。
適性検査模試は、通常の中学受験模試と比べて実施している塾も限られていてタイミングを逃すと受けられなかったりするので、どこの塾でいつ模試をやっているのかはチェックしておいた方がいいでしょう。