5月のゴールデンウィークから始めた家庭菜園で、きゅうりを育てていました。
こちらの記事でプランターを手作りしたことをお伝えしました。
あれから4カ月が経過し、小さかった苗からぐんぐんと成長したきゅうりは、今ではうちの狭いベランダの半分以上を覆い隠すほどに枝葉を繁殖させています。
そして、肝心の収穫はというと、こんな感じの巨大きゅうりが12本ほど獲れました!
きゅうりというより、もはや「瓜かズッキーニか」という感じです。
よくぞここまで成長してくれました。
実は、最初に植えた苗は、3週間ほどでだめになってしまい、新たに植えなおした2代目きゅうりなんです。
葉っぱの裏側に、小さい虫が大量発生したため、youtubeで調べて、洗剤と油で作った「手作り虫よけ液」で撃退を試みました。それが良くなかったのか、虫は殲滅できたものの、キュウリそのものがだめになってしまいました。
そこで、2代目には、虫よけ液などという楽をせず、手厚いケアで育てることにしました。
毎朝、葉っぱの裏側に発生している虫を歯ブラシでシュシュっとブラッシングして払い落としていきました。
朝の6時とか7時とかなので気温はそこまで高くないのですが、1枚1枚、葉っぱがやぶけないように気をつけながらの作業を15分くらい続けていると、流石に真夏は汗だくになりました。
その甲斐あって、最初のころは大量に発生していた虫も、きゅうりが成長するにつれて虫に対して強くなっていったようで徐々に発生しにくくなり、今ではほとんどいなくなりました。
肥料も週に1回、粒上のものを蒔いて栄養をたっぷりと与えたのが良かったのかもしれません。
一方、放っておくと枝葉がはどんどん伸びていくので、枝や葉っぱ同士が絡まったり、混雑して風通しが悪くなったりしないよう、上手くベランダの手すりに沿うように向きを調整したり、麻ひもで手すりや天井の物干しに括りつけたりするという作業が必要でした。
これは夕方、食後の日課になりました。
また、朝、昼、晩と3回の水やりも欠かさないようにしました。
真夏の晴れの日には、10時、15時あたりでも、暑さで死んだように葉っぱがうなだれていたので、水やりは1日5回行っていました。
私がテレワークでなければ絶対にできなかったです。
こうして、あまりに私がきゅうりに時間を費やしているので、それを見ていた子どもたちから、ベランダに出ている時間のことを「可愛がりタイム」という名前をつけて揶揄されるようになってしまいました。
しかし、収穫したキュウリが美味しく食べられれば私はそれでいいんです。
食べ方は基本的に、キュウリに塩をまぶして水気を出し、ざく切りにした後、鶏がらスープの素を大さじ1、ごま油小さじ1、いりごまを少々加えて混ぜ合わせるだけのシンプルな調理です。
でもこれが一番美味しいんです。
子どもたちも大好きで無限に食べられます。
今もまだ、小さい実が10本ほどなっているので、途中でだめになってしまう奴を差し引いても、あと5本くらいは収穫できそうなので楽しみです。