都立中高一貫校を含む公立中高一貫校の受検で親がやるべきことについてまとめてみます。
受検の年間スケジュールを4月から翌年2月の受検本番まで、4つのタームに分けてご紹介します。
①4月~6月
②7月~9月
③10月~12月
④1月~2月
今回はその③10月~12月編です。
秋のこの時期は公立中高一貫校各校で願書が配布され、出願を行う準備をしなければならなくなります。
願書が配布される前、後、それぞれにやるべきことを整理してみました。
目次
やること① 志望校を決定する
願書配布が始まる前には、おそくとも志望校を明確にしておかなければなりません。
一部の特殊な学校を除き、公立中高一貫校同士は併願ができないので、必ず受検校を1校に絞る必要があります。
志望校はできるだけ早めに確定して学校説明会や見学会に参加したり、適性検査の学校別の対策に取り組んだりしておくことがおすすめです。
それができない場合でも、10月までには確定させておきましょう。
やること② 願書を受け取る
各学校ごとに行われる願書配布説明会は、新型コロナウィルス感染症拡大を経て、事前予約による人数制限を設けるところが多くなりました。
ただ、説明会に参加できなくても、後日、学校に行けばいつでも願書はもらえます。
焦る必要はありませんが、しかしなるべく早めに取りに行きましょう。
というのも、願書は自分が記入するだけでなく、小学校に提出して記入してもらわなければならない箇所があるためです。
学校側が記入する部分については、主に担任の先生による記入になります。
願書の記入などの受検対応については、通常の業務外で行っていただくことになるため、先生へのお願いは、できるだけ提出期日に余裕をもってお願いしておくことをおすすめします。
やること③ 願書を記入する
願書の記入は時間に余裕をもって記入間違いのないようにしましょう。
うっかり忘れがちなのが、写真、入学考査料の振り込みです。
何かのついでにと思っているとタイミングを逃してしまうこともあるので注意しましょう。
また、学校によっては子ども本人による「志願理由書」の記入を求める学校があります。
「志願理由書」がどこまで合否に影響するのかは定かではありません。
おそらく、よっぽど変な内容でない限りは合否に大きな影響を与えるものではないと推測されます。
しかし、子どもだけで書かせるには不安が大きいので、作文のフォローと誤字脱字などの添削はしてあげる方がいいと思います。