昨日ですべての都立中高一貫校の適性検査の得点開示が出そろいましたね。
どれくらいの得点が取れていたのかが気になって仕方なかったので、得点開示が始まった日の当日の朝から行ってきました。
平日なので私はいけなかったんで、妻に行ってもらったんですが、合格発表のときとは違い、ほとんど開示請求に訪れる人はおらず、すんなりと受付を済ませてすぐにいただくことができたようです。
気になる結果についてですが、私の予想では適性Ⅰと適性Ⅱがそこそこ、適性Ⅲが結構よかったんじゃないかと思っていました。
しかし、結果を見てみると、適性Ⅰが思ったより悪く、適性Ⅱが予想以上に良く、適性Ⅲが予想通り、という結果でした。
子どもは概ね予想通りだったようですが、「適性Ⅰがボロボロじゃなくて良かった~」と改めて安堵した感じでした。
本人的には読解問題をミスしてしまったから相当点数は低くなるんじゃないかという認識だったようで、思ったよりも部分点と作文の点数が稼げていたようです。
適性Ⅱは本人いわく、「模試だと適Ⅱの時間配分をミスって解けないことがあったんだけど、本番ではそこが上手くいって落ち着いて解くことができた。むしろゆっくり解けた。それが良かった」ということでした。
社会、理科、算数という順序で解いたら上手くいったそうですが、これは問題との相性もあるので一概には言えないでしょうけど、一発勝負の試験で「当たり」を引いたということだと思います。
適性Ⅲについては、難しい問題はスパッと諦めて解答できる問題に注力してうっかりミスなく得点できた結果だと思います。
これは入試直前の模試まで散々っぱら指摘しつづけたことが本番で実を結んだ形ですね。
適性検査の得点はそれぞれ100点満点に対する素点が表示されているので、各学校によって異なる掛け率をかけた点数が合計点ということになるので、素点合計では負けているけど、換算後の合計点で逆転ということが起きるので、この配点、掛け率は侮れません。
あと、これは私が勝手に勘違いしていたんですけど、得点開示は適性検査の点数だけで内申点(報告書点)は教えてもらえないんですね。
合格者の点数は、適性検査の点数と、内申点の合計なので、それぞれがわからないとなんかモヤモヤしてしまいます。
まあ、内申点は小学校からもらってくる「成績通知表」の成績によるので、だいたいどれくらいだというのは想像はつくんですけど。
適性検査の点数と内申点の合計で、実際には何点が合格最低ラインだったのかとか、たぶん塾とかだと生徒から得点開示を教えてもらって、合格した子と不合格だった子の点数を比較分析して割り出しができるんでしょうね。
4月に入れば、各塾が保護者向けに2019年の受検概要などを教えてくれる保護者懇談会があるはずなので、小5、小6の親御さんは参加しておくとよいと思います。