都立中高一貫校の適性検査を受検した方は、3月に入ると自分の得点を教えてもらうことができます。
いわゆる得点開示というやつですね。
学校ごとに得点開示を開始する日程は若干違いますが、2020年は3月2日(月)か3日(火)からスタートするところがほとんどだと思います。
昨年までは、学校ごとに得点開示の交付期限がバラバラでしたが、今年からは、得点開示請求の受付票に記載された交付日から3か月と決められたようです。
なので忘れないように早めにいっておくことをおススメします。
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学校ごとの換算点は自分で計算
さて得点開示についてですが、どのような形でいただけるのかというと、「検査得点表」という紙ペラ一枚をもらうことができます。
そこに、適性検査Ⅰ、適性検査Ⅱ、適性検査Ⅲの、それぞれの素点が記載されています。
素点というのは、100点満点の得点です。
合格決定には、学校ごとに決めらた掛け率をかけた換算点にした合計点で計算されるので、そこは自分で計算することになります。
塾などで答案再現はやっているという子がほとんどだと思いますが、それでも適性検査Ⅰの作文などは採点者によって左右されるところがあるので、得点開示をしてみないことには実際のところはわかりませんよね。
また、内申点(報告書点)については得点開示であっても開示されないので、完全にブラックボックスです。
得点開示は、受検日からちょうど1か月が経過したところで行われるので、合格した子にとっては丁度良い振り返りができると思います。
繰上げ合格だった子にとっては、ギリギリの合格ラインがどこだったのかを知ることができます。
この情報は塾にとっては貴重なデータとなるので、恐らく得点開示をお願いされることになるでしょうね。
一方、不合格だった子については、自分から得点開示に行くということは精神的に辛いものがあると思うので、なかなか足が向かないと思います。
すでに終わったこととして得点開示にはいかないか、もしくは親が代わりにいってあげるか、そこは各家庭によって考え方は様々だと思います。
ただし、今年からは開示を受けられる期限が決められてしまうようなので、迷っているようであればもらっておくことをおススメします。
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