公立中高一貫校のはてなブログ

このブログは、全国の公立中高一貫校の受検について考察するブログです。 受検倍率や大学合格実績のデータ収集、適性検査問題の分析、受検勉強法、教材(進研ゼミ、Z会、ブンブンどりむ)や塾(ena、日能研、栄光ゼミ)の体験談口コミを紹介しています。 2019年に都立中高一貫校に合格しました。

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都立中高一貫校受検塾の合格実績数の基準はどうなっているのか調べてみた。

都立や公立中高一貫校に最も多くの合格者を送り出しているのはena(エナ)です。

ただ、塾によって合格実績に数える生徒の基準がバラバラなので、これは一概には言えないなと思いました。

 

各塾の「合格実績定義」をまとめました。

 

 

SAPIX(サピックス)

内部生手続きを行い、継続的かつ1月まで在籍した生徒

 

四谷大塚

四谷大塚ネッットワーク(四谷大塚・Ytnet・四谷大塚NET)に継続的に在籍し、四谷大塚が開発した教材及び教育システムで学習した生徒。また、講習生や公開テスト生などは含まない。

 

早稲田アカデミー

早稲田アカデミー・国研・SPICA・MYSTA・早稲田アカデミー個別進学館、及び早稲田アカデミーシンガポール校に、塾生として正規の入塾手続きテストを受験した生徒。また、夏期合宿・正月特訓・その他選択講座のみを受講した生徒は含まない。

 

栄光ゼミナール

栄光ゼミナールに通った生徒。講習生・テスト生は含まない。

 

ena

10時間以上の指導実績のある生徒。

 

Z会

通信教育受講生、教室本科生、および提携塾のZ会講座受講生、市進の共催講座(合格サクセスロード)受講生。

 

 

早稲田進学会、日能研、早友学院、大原予備校

公表せず 

 

以上の通りです。

 

 

都立中高一貫校受検塾の合格実績者数1位をうたっている「ena」が採用している基準が最も緩いという印象ですね。

 

また、早稲田進学会、日能研、早友学院といった、それなりの合格者数を毎年出している塾が基準を非公開にしているとうのも気になります。

 

こうなると、あまり信用できない数字になってしまいますよね。

 

 

さて、公益社団法人全国学習塾協会というところが、「合格実績数」業界の自主基準(及び同実施細則)を制定しています。

 

それによると、

①受験直前の6ヶ月間の内、継続的に3ヶ月を超える期間当該学習塾に在籍し、通常の学習指導を受け、かつ、その受講時間数が30時間 を超える場合

 

とあります。

 

この基準が適切かどうかの判断はできませんが、とにかく、塾ごとにバラバラというのは比較がしにくいですし、統一してほしいですね。

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