中学受験を題材にしたドラマ「二月の勝者」第9話の受験関連データ、黒木蔵人の教え、感想をまとめました。
第9話では、志望校決定と入学後のことについて描かれました。
偏差値だけで学校を選んでしまうと、入学後に苦労するという話です。
※ あらすじを書くわけではありませんが、多少のネタバレを含んでいます。
また、原作漫画を読んでいないので先の展開を知らずに好き勝手書いています。感想に含まれる展開予想などがネタバレになってしまうこともあると思うので、ネタバレを読みたくない方はお戻りください。
目次
ドラマ「二月の勝者」第9話 受験関連データ
・11月の模試は志望校決定の重要な手掛かりとなる。
・都内の私立中学入試は2月1日スタート。
・多くの中学は2月1日~5日の間に行われる。
・中には午前と午後、複数回の入試を行う学校もある。
・御三家など超難関校は2月1日一発勝負。
・国公立中高一貫校は2月3日一発勝負。
・合格を勝ち取るためには日程をパズルのように組み合わせるテクニックも必要。
ドラマ「二月の勝者」第9話 黒木蔵人の教え
・基礎固めをしっかりやっていれば11月からの急激な偏差値の伸びが期待できる
・偏差値45の子が偏差値55の学校に受かることはあるが、偏差値55の子が偏差値60の学校に受かる子とは非常に稀である。
・理由は、問題の質。偏差値55までの学校は基礎を問う問題が多いが、偏差値58を超えると応用問題が出題されるため、対策をしていなければ太刀打ちできない。
広告
ドラマ「二月の勝者」第9話 感想まとめ
黒木先生は合格した後の子どもの学びのことで悩んでいたんですね。
自分の実力と合わない学校に合格してしまったことで授業についていけずに不登校になってしまうということは、私立中学だけでなく都立中高一貫校でもある話のようです。
わが子が通う中高一貫校でも数名、不登校になっている子がいるようで、その理由の一つは勉強についていけないということがあるようです。
授業についていけないのではなく、勉強についていけないというところがポイントです。
わが子の学校は特にそうなのかもしれませんが、都立中高一貫校は自学自習で生徒本人が目標を立てて勉強を進めていける力を身に着けさせることを重視しており、授業では基礎、基本を教えるだけであとは自分で勉強しなさいというスタイルです。
そうなると、塾に通って教えてもらうスタイルでやってきた子は、自宅で一人で勉強しなさいと言われてもやり方が身に着いていないので挫折してしまうことがあるようです。
まさに、偏差値だけで学校を選んでしまい、適性が合わない学校に入ってしまったことの弊害です。
私立メインで都立を併願する場合には、単純に同じくらいの偏差値だったら良い、ということではなく、本当にその子に合った学校なのかということを見極めないといけないということです。