2022年2月10日(木)に都立中高一貫校の受検合格者による入学手続き状況が東京都教育委員会より発表されました。
東京都教育委員会より発表されたのは、一般入試での合格者のうち、10日時点で入学手続きを終えた人数です。
その人数をもとに、
(定員)ー(入学手続者数)≒入学辞退者数(≒繰上げ合格者数)
という想定の元、その人数を算出しました。
以下に都立中高一貫校の学校別の人数を男女別で比較した表をご紹介します。
目次
2022年 都立中高一貫校 入学辞退者数(繰上げ合格者数) 想定
2月10日時点でまだ入学手続きをしていないだけという人もいるはずですので、あくまでもこの計算で算出できる人数は、入学辞退者数≒繰り上げ合格者数の概算の人数ということになります。
また、繰り上げ合格については、男女の別はなく、成績上位者から繰上げ合格の権利が回ってくることになるので、実際に合格通知を受け取れる男女の数は違ってきます。
例えば、小石川の今年の入学辞退者数の想定は男子が12人で、女子が7人、合計で19人となっていますが、この場合、もし仮に、繰り上げ合格候補者通知書の順位1位~19位が全員女子であれば、繰り上げ合格者としては女子のみになるということです。
広告
2022年度の入学辞退者数(想定)は、都立中高一貫校全体で97人という結果となりました。
表の並びは、辞退者数の想定が多い順に上から上に並べています。
入学辞退者数(想定)の人数と、偏差値を見比べてみると、だいたい、偏差値の高い学校から辞退者数が多くなっていることがわかります。(三鷹だけが少し例外ですが)
これはおそらく、偏差値上位校については、やはり私立難関校との併願で受検していて、都立中については第2志望以下だという子の割合が高いということだと思われます。