2022年の千葉県の公立中高一貫校受検の塾別合格者数を調べてみました。
対象となる塾は、市進、SAPIX、早稲田アカデミー、日能研、四谷大塚、京葉学院、栄光ゼミナール、誉田進学の8社です。
2022年7月16日に情報を更新しました。
目次
2022年 千葉県公立中高一貫校 塾別合格者数 比較表
千葉県の公立中高一貫校は、千葉県立千葉中学校、千葉県立東葛飾中学校、千葉市立稲毛国際中等教育学校(千葉市立稲毛高等学校附属中学校)の3校となります。
それぞれの募集定員、受検予想偏差値も合わせて表記していますので参考にしてください。
2021年の結果は以下の記事で紹介しています。
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2022年 千葉県公立中高一貫校 塾別合格者数 分析
合格者数は、7月16日時点を表示しています。情報が入り次第、更新する予定です。
千葉県を地盤に事業を展開している市進学院が全体としてはトップ校です。
昨年と比較しても実績数はほぼ横ばいです。
東葛飾中の合格者数は、昨年は全ての塾を合計すると募集定員以上の合格者数だったのですが、今年はほぼ定員数となっているので、ダブルスクール状態が解消されて、ほぼ市進に集約されたのかなという感じです。
四谷大塚は昨年30名だったのが2名となっているので、このダブルスクール解消の多くは四谷大塚でカウントしていた子が減ったと推測されます。
一方、稲毛国際中でも市進がトップで、昨年より合格者数も増えているのですが、京葉学院も実は昨年より32名という大幅な増加、四谷大塚も昨年より増加しています。
その結果、定員数を超える合格者数となっているので、東葛飾中とは逆に、こちらの地域ではダブルスクール、ダブルカウントが増加していると思われます。
稲毛国際は、令和4年に中等教育学校として開校したばかりで注目を集めているので、受検者数が増加しているということでしょうね。
また、千葉中については市進が昨年より10名少ない31名となっており2位になっています。
その分、四谷大塚が昨年より12名多い52名でトップです。そして早稲田アカデミーが昨年に比べて15名増加して28名となっており、千葉県立中高一貫校の最難関校への合格については、市進が他の塾の後塵を拝するようになってきているようです。
千葉県公立中高一貫校 受検に強い塾は?
もともとは市進学院の一強状態だったのが揺らぎつつあるようです。
京葉学院が稲毛国際中に強い、四谷大塚が千葉中に強い、東葛飾中は市進学院などといった傾向はみえます。
ただ、千葉の公立中高一貫校はどこも最難関校なので対策も一様ではないと思います。合格実績だけで塾を決めるのではなく、子どもとの相性をしっかりと親が見たうえで、塾を選んだほうがよさそうです。