日本教材出版が開催する公立中高一貫校対応の適性検査模試「公立中高一貫校 適性検査対策模試」（略称：公中検模試センター）をご紹介します。
2022年の公中検模試センターの受検者数、スケジュール、テストタイプ、受検方法・会場、出題範囲、料金、成績表をまとめました。
目次
- 公中検模試センター 受検者数
- 公中検模試センター スケジュール
- 公中検模試センター テストタイプ
- 公中検模試センター 受検方法・会場
- 公中検模試センター 出題範囲
- 公中検模試センター 受験料
- 公中検模試センター 結果
公中検模試センター 受検者数
全国の受検者数の合計は5万人とも言われています。
これだけ聞くと適性検査模試としてはかなり多いと感じますが、後程紹介するように、都道府県や学校によってテストタイプが別々なので、結果の参考として使える母数ではありません。
受験したテストタイプの受検者数を確認して参考の目安としてください。
公中検模試センター スケジュール
公中検模試センターは、年間で8回実施されます。2022年は以下のようなスケジュールとなっています。
都道府県によって実施日は違いますので詳しくは公中検模試センターのサイトでご確認ください。
①2月下旬
②4月下旬
③6月下旬
④9月中旬
⑤10月中旬
⑥11月中旬
⑦12月初旬
⑧1月上旬
公中検模試センター テストタイプ
公立中高一貫校の適性検査と言っても都道府県や学校によって試験科目は様々です。
公中検模試センターでは、それらの違いに対応するために15パターンの模試が用意されています。
受検する学校に合わせた模試を選びましょう。
①東京版2科目
②東京版3科目
③神奈川版2科目
④横浜市立版2科目
⑤標準版B2科目（川崎市）
⑥標準版B3科目（埼玉）
⑦広島版2科目
⑧茨城版2科目
⑨千葉版3科目
⑩千葉私立版3科目
⑪長野版2科目
⑫岡山版2科目
⑬標準版A2科目（青森県・岩手県・福島県・栃木県・群馬県・滋賀県・和歌山県
・岡山県・福岡県・佐賀県・沖縄県 など）
⑭標準版B3科目（福井県、大阪府、京都府、兵庫県など）
⑮小学5年生2科目
公中検模試センター 受検方法・会場
公中検模試センターは、会場受験と自宅受験の2パターンから選択できます。
会場受験の場合、東京都など大都市では複数の会場が用意されています。
会場では、保護者向けに「試験会場の学校の説明会」と「公中検模試センターの情報セミナー」が２部構成で実施されます。
自宅受験の場合は、事前に問題用紙が郵送されてくるので期日までに回答用紙を返送すればOKです。
公中検模試センター 出題範囲
適性検査ではあるものの、理科、社会、算数の学習状況の進度を考慮して出題範囲が設けられています。
例えば、東京の6月模試の理科では、「電流と電磁石」は出題範囲ですが、「物の燃え方と気体」は含まれていません。
これはおそらく、全国の公立中高一貫校全体に合わせているからでしょう。
都立中高一貫校だと完全に教科横断型の適性検査問題が出題されますが、全国の公立中高一貫校全体を見ると、実質的には教科単位での出題になっているところが多いです。
なので、出題範囲をもとにした事前の対策をすることができる模試になっているので、合格判定というよりは、学習定着度合いを測るという目的で受験する方が良いかもしれません。
また、11月以降の模試では出題範囲の制限は無くなりますので、それ以降に受験するという手もありです。
公中検模試センター 受験料
2022年8月時点での受験料は下記のとおりです。今後、変動する可能性がありますので正式には公式サイトでご確認ください。
自宅受検
小6 2科型 自宅受検 各6,160円（税込）
小6 3科型 自宅受検 各6,600円（税込）
小6 2科型 自宅受検（英語リスニングを追加） 各7,040円（税込）
小6 3科型 自宅受検（英語リスニングを追加） 各7,480円（税込）
小5 自宅受検 5,940円（税込）
会場受検
小6 2科型 会場模試 各5,720円（税込）
小6 3科型 会場模試 各6,160円（税込）
小5 会場模試 5,500円（税込）
公中検模試センター 結果
過去に受検した際の結果と成績表を公開しています。
どのようなものか参考にしてみてください。
