海と川の間や、そこらの川べり、湾内、岸部など、あまり水質が良くないところにたくさん生息していることが多い「タカノケフサイソガニ」の釣り方のコツ、道具、釣れる場所、飼い方についてご紹介します。
ゴールデンウィークの休みを使って釣りに行ってきました。
素人の私でも10分で20匹くらい釣れた方法をご紹介します。
目次
タカノケフサイソガニとは
タカノケフサイソガニとは。
図鑑によると、以前はケフサイソガニと同じ種類だと考えられていたようですが、近年、違う種類のカニだと認定されたようです。
私が釣ったのはこんな奴です。この画像では確認できませんが、特徴は、ハサミのところにある毛と、腹の部分の黒点のような模様がケフサイソガニより多いことだそうです。
タカノケフサイソガニが釣れる場所
タカノケフサイソガニは、日本中どこにでもいるカニです。
私も近所の岸部で釣ってきました。
関東では、東京都の葛西臨海公園や、千葉県の船橋三番瀬海浜公園など、潮干狩りで有名なところに遊びに行ったついでにカニ釣りもしてくるという人が多いようです。
実際にこれらの場所でタカノケフサイソガニを釣ったという報告がネット上でたくさん見つけることができました。
タカノケフサイソガニの釣り方コツ・道具
釣り方のコツは、道具を準備すること。
道具の材料は以下の5点です。
①割りばし
②麻ひも
③5円玉
④水切りネット
⑤エサ(鯖缶)
①~③を写真のようにつなぎ、④の水切りネットにエサを入れ、5円玉の先に括りつけておくだけ。
これでひもをたらして水に沈めていくと、岩の隙間からエサの匂いにつられたカニがうじゃうじゃと出てきます。
ネット越しにカニがエサに食いついてきたら、しばらくじっと我慢して待ちます。
カニの全身がしっかりとネットに乗っかってきたら頃合いです。
ゆっくりとひもを引き上げればそのままカニが釣れます。
タカノケフサイソガニの飼い方
タカノケフサイソガニは、海水と淡水の間、汽水で飼うことになるようです。
汽水とは、海水を1/4に薄めた水のことだそうで、海水の素を使って作ります。
飼育環境の作り方
①水道水1.5リットルにカルキ抜きを入れます。
②海水の素、14gを溶かし入れます。
③ケースに底石を敷き、隠れ家となる大きめの石や貝殻をいれます。
④②の水を入れてカニを移します。
水換えは濁ってきたら変える程度で、良さそうです。
エサ
わが家では、しらすをジッパーに入れて冷凍してエサにしています。
タカノケフサイソガニは雑食だそうで、なんでも食べるそうなので、栄養価のあるものをあげておけばokだそうです。