公立中高一貫校のはてなブログ

このブログは、全国の公立中高一貫校の受検について考察するブログです。 受検倍率や大学合格実績のデータ収集、適性検査問題の分析、受検勉強法、教材(進研ゼミ、Z会、ブンブンどりむ)や塾(ena、日能研、栄光ゼミ)の体験談口コミを紹介しています。 2019年に都立中高一貫校に合格しました。

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公立中高一貫校の受検に向いている子の特徴。実例から検証しました。

公立中高一貫校の受検に向いている子の特徴についてご紹介します。

 

この記事では、公立中高一貫校の受検を考え始めた親御さんに、自分の子が公立中高一貫校に向いているのか、受検して合格する可能性があるのかどうかの参考になるような情報をまとめています。

 

情報のソースとしては、わが子が通っている都立中高一貫校の同級生たちの情報からとなりますので、一応、実例に即した検証になっています。

 

目次

公立中高一貫校の受検に向いてる子の特徴

とある都立中高一貫校に通う子と、その同級生たちの性格、生活習慣、家庭環境などから、ポイントとなる特徴を抜き出してご紹介します。

 

以下、私が数年間、都立中高一貫校生を見てきた中で感じた「都立中高一貫校生ならでは」と思う特徴です。

 

・自己管理ができる子

・失敗から学ぶ子

・オンオフの切り替えができる子

・アドバイスを素直に聞く子

・あゆみの成績が抜群に良い子

 

特徴1:自己管理ができる子

自分のことは自分でしっかり管理できている子が多いです。

 

親が気をまわして身の回りの世話を焼く前に、自分からやるべきことを考えて先手を打って行動しようとします。

 

受検においては、自分から勉強の計画を立てたり、見直し・復習に取り組んだりするなど学習管理もできるので、合格への最短距離を全力疾走している感じだと思います。

 

特徴2:失敗から学ぶ子

最初は失敗しても、次は成功できるように失敗から成功の種を見つけ出そうと努力するタイプの子が多いです。

 

失敗したことにちゃんと向き合い、その原因が何なのかを考えて、試行錯誤しながら次の行動を変えていくことで、必ず成功にたどり着こうとします。

 

受検においては、一度、模試などで解けなかった問題をそのままにしておくことに気持ち悪さを感じ、次は解けるようにと解き直しをしないと落ち着かない、という感じの子ですね。

 

特徴3:オンオフの切り替えができる子

勉強する時は勉強だけに集中できるよう、休憩時間にゲームをしたりせずに読書くらいにしておいて、全て終わってから思う存分遊ぶなど、オンとオフの切り替えをはっきりさせることができる子が多いです。

 

受検勉強は長丁場なので、常に集中力を持続させることは不可能です。

上手く休憩をとりながら勉強していかないといけないので、オンの中にいかにオフをはさんでいくかが難しいところです。これが自分で調整できる子は学習効率が高いですね。

 

特徴4:アドバイスを素直に聞く子

間違いを指摘されたり、アドバイスをもらったりしたときに、それを素直に受け入れることができる子が多い気がします。

 

人に教わった方法が自己流よりもっと上手いやり方だと思えば、それを取り入れて改善することに努力を惜しみません。

 

変化にはストレスがつきものですが、それが後々にプラスになると自分に言い聞かせて頑張れるタイプですね。これができると、受検でスランプに陥った時の回復が早くなるのではないかと思います。

 

特徴5:あゆみの成績が抜群に良い子

これはこのブログで何度も書いてきましたが、あゆみの成績と公立中高一貫校の合格には相関があります。

 

単純に報告書点(内申点)が稼げているというだけでなく、学校の授業で評価されているポイントというのは、適性検査で求められる能力とかなりの近しいのです。

 

学習指導要領が改革されて、あゆみの成績のつけ方が変わり、近年はさらにこの傾向が強くなってきていますので、もし、特別な対策を取っていないのにお子さんのあゆみの成績が抜群に良いなら、私立中学よりも公立中高一貫校の受検を検討された方が良いかもしれませんよ。

 

 

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公立中高一貫校受検する子に無くても良い特徴

巷で「公立中高一貫校に向いている子の特徴」として挙げられているけれど、個人的にはそうとは言えないのではないかという特徴を挙げてみました。

 

逆に言えば、これらの特徴は無くてもオッケーだと言っていいんじゃないかと思います。

その理由も含めてお伝えします。

 

・真面目な子

・リーダーシップのある子

・好奇心旺盛な子

 

真面目じゃなくていい

真面目の定義を、いわゆるがり勉とか、先生の言うことを守るとか、ということだとしてという話ですが、こういったタイプはあまり見かけません。

 

むしろ、いかに勉強せずにいい成績を取るにはどうするかを考えようとします。

 

また、部活動の連絡などで先生が言っていたことでも、それを鵜呑みにせずに実際のところはどうなのだろうと自分で調べて先生のミスを指摘するなんてことがあります。

 

はたから見ると生意気で不真面目に見えるかもしれませんが、真面目な子よりも効率よく問題を解決する力があると思います。

 

リーダーシップは見えなくていい

正確にいうと、リーダーシップは必要なのですが、一般に言われているリーダーシップとはちょっと違っているということです。

 

リーダーシップにもいろいろな種類があるのですが、一般に言われるリーダーシップは、ピラミッド型の頂点に位置するようなリーダーだと思います。

 

しかし、公立中高一貫校で求めらているリーダーシップはそういったタイプではなく、多様な人材との調和を図れるハブ的な機能を持っている人物であることが多いです。

 

具体的には、普段はあまり目立たずに、周りを活かすために自分は少し控えめに行動し、いざというときにみんなから頼りにされるというタイプですね。

 

好奇心は一点集中でいい

なんにでも興味を示して学びに変えられるに越したことは無いですが、そこまで好奇心旺盛でなくても全然かまいません。

 

何か一つのことに興味が集中し、それに没頭して取り組めるということであればいいと思います。

 

何かに打ち込めるというのは大きな才能です。それを伸ばしていくというのが、多くの公立中高一貫校で実践されている教育活動でもあると思います。

 

 

公立中高一貫校の受検に向いてる子の特徴 まとめ

今回は、公立中高一貫校の受検に向いている子の特徴、無くても良い特徴についてお伝えしました。

 

これらの特徴があるお子さんでしたら、公立中高一貫校へ合格する素質があると思いますし、入学した後も前向きにその才能を伸ばしていくことができると思います。

 

 

www.tetsutyler.com

 

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