2021年から2023年の茨城県公立中高一貫校全13校の東大受験合格実績と合格率を計算してみました。
茨城県立中高一貫校の東大合格者数と合格率の推移を考察してみます。
目次
2021年~2023年 茨城県公立中高一貫校 東大合格者数 合格率
※2023年3月24日現在の数字です。
※生徒数はおよその数字なので、合格率は概算となります。
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茨城県の公立中高一貫校からの東大への合格者は、土浦第一、水戸第一、並木中等、日立第一、古河中等の5校に絞られている感じです。
古河中等は、ここ2年合格者はありませんでしたが、2023年に一気に3名の合格と躍進しました。また、生徒数が120名と少ない中での3名なので、合格率も2.5%と高くなっています。
土浦第一、水戸第一、日立第一、並木中等は、いずれも前年並みの合格者数となっていて安定している感じです。
合格者数では土浦第一と水戸第一がトップの15名となりますが、合格率でいくと並木中等の6.12%がトップとなります。
茨城県立中高一貫校全体の2023年の結果としては、2021年には及ばなかったものの、2022年の数字を上回る43名の合格者数となりました。
2021年~2023年 茨城県立中高一貫校 東大合格率の推移
合格者を輩出している学校のみを抜き出し、合格率の推移を折れ線グラフで見てみます。
2023年はすべての学校で合格率が横ばいかもしくは増加となっています。
並木中等が昨年から今年にかけて合格率トップの座をキープしているのがわかります。
2021では不動のツートップだった土浦第一と水戸第一に、古河中等が一気に迫る勢いを見せていることも注目です。
合格率での躍進を見せている並木中等、古河中等は、いずれも中等教育学校です。一方、追い上げられている水戸第一と土浦第一が中高併設型なので、中等教育vs併設型という構図ができつつあるのかもしれません。